感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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『月刊コミックバーズ』2017年1月号 幻冬舎 感想。

コミックバーズ 2017年 01 月号 [雑誌]

コミックバーズ 2017年 01 月号 [雑誌]

またまた新連載がスタートしまして、
私としては嬉しい限りな『月刊コミックバーズ』。
ちょっとアレなのは、
電子版の配信が私の愛読している他誌に近い事。
贅沢な話ではありますが。


表紙は土山しげる先生『俺、南極で料理してます』とありまして、
何だか対象年齢高めな雑誌に見えます(^^;)。
これはこれでヨシ、ですけどね!


ということで、チェックした作品の感想をば。

いけだたかし先生『時計じかけの姉』第2話

「ツグジ君の純情」
ミナト君は相変わらずで。
また姉の晶さんも……というか、この姉弟、
直接的な関係はさすがにないだろう……などと思っていたら甘かった(^^;)。
先々、一層大変そうな。


お題の通り、前回も登場した、
晶さんに想いを寄せるツグジ君にフォーカスな今回。
なかなかに一直線な恋慕で羨ましくなるような。
ミナト君の存在が今後、ツグジ君の恋路にどのように絡んでくるのか。
楽しみなところで。


締めの場面はなかなかに良い感じで。
晶さんが抱えているものがちょっとアレですけど(笑)。

■魚乃目三太先生『旅の肴~~十返舎一九 浮世道中 旅がらす』

第一話 江戸・聖天町/第二話 江戸・吉原


新連載、二話掲載!
舞台は江戸、とありましてなかなかに風情もあり。
江戸時代のお話ですので
ちょっと距離を感じるかしら? とも思ったのですが、
絵柄もありまして何か身近な感覚で楽しめそうな。
特に今回のごはんは庶民的なものでしたし。


ご飯を扱う作品も多いですけれど、
ちょっと変わった視点で楽しめそうです。
これまた、イイ連載が始まりました。

草野紅壱先生『純潔戦線』第3話

「魔法陣の行方」


冒頭の展開にはちょっとドキッとしました(^^;)。
そして、新たな"歪み"の登場……なのかしら。
具体的には今回、明らかにされず。
出現場所がアレなので、誘い出したりする展開になるのかな?


藤間くんはもう、抜け出せなくなってしまったようで。
可愛い魔法少女と行動できる訳ですから、
ある意味羨ましい環境ですけれども。
……しかし、苦労が絶えないことになりそですよねー。


魔法少女の方はともかく、
藤間くんの葛藤に注目していきたいと思います。

冬目景先生『空電ノイズの姫君』第5話

バンドに足を一歩踏み入れた磨音ちゃん。
ということで、いよいよ本題の予感?


まずは彼らと合わせてみて、となった訳ですが、
磨音ちゃんも満更ではない様子で。
とはいえ、ちょっとした悩みもあり、それはまたそれでヨシ。
そんな中、相談にのってくれるチサトさんは有難い存在、
ですよね、うん。
磨音ちゃん父とチサトさんの関係も見どころ、ですね。


問題は夜祈子さん。
最後の場面が……
うーん、誰なんでしょうね、相手は……。
磨音ちゃんはある程度の道筋ができたように思うのですが、
夜祈子さんはまだ謎の多い感じで。
そこが魅力のひとつ、ではあるのですけれど、
ちょいと心配になるのでした。

土山しげる先生『俺、南極で料理してます』第3話

「On the Rocks」


賑やかな食事が多かったここまでですが、
今回はしっとり、ひとりの夜。
ウイスキーをロックでシンプルに。
ちょっと贅沢に……南極らしく。


なにか、しん、と静かな雰囲気が伝わってきて、
印象的なお話でありました。
読んでいて、こちらもホッと一息つける、とでも言うか。
こういうお話もよいですね。

■つばな先生『惑星クローゼット』第1話

「水路のヘビ」


新連載。
奇妙な、そしてリアルな夢をみるようになった愛海。
通学路では奇妙な生き物? が目撃され、
さらに男子が目の前で水路に飲み込まれて消失。
日常が崩れる……異世界にのまれる感じが、
なんとも気味が悪く……面白いです。


夢の中で出会う少女が何者なのか、ですとか、
迷い込んでいるところがどこなのか、ですとか、
気になるところは多々。
今後が楽しみになる導入、第1話でした。

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