西UKO先生『コレクターズ』2巻 白泉社 感想。
- 作者: 西UKO
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2016/12/22
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
西UKO先生『コレクターズ』も2巻でついに完結。
洋服ほかファッション系が好きな貴子さんと
本に目がない忍さんの大人のガールズラブ。
基本、仲の良いふたり。
日常の色々、友人たちとの触れ合いもあり。
また、貴子の家族だったり
過去もより踏み込んで描かれておりまして、
より世界観が広がって……
微妙なすれ違いもありつつ、
乗り越えて着地点、新たなスタートラインへ。
ネタ満載の日常話は安定した面白さで。
終盤での、ちょっとしたコトをキッカケにしたすれ違いには
ドキドキさせられて……。
ふたりで将来を考えること、って、
難しいんだなぁ、と痛感させられた次第。
つか、私ひとりでも大変なんだから、そりゃそうか……
ふたりで、となると相手のことを想う気持ちだったり、
相手の考えていることも頭でぐるぐるしそうですし……。
恋愛するのって楽しくて、大変なんだろうなぁ、と思いつつ。
締めのふたりは、とても幸せそうに見え。
ホッとしつつ読み終えたことでした。
『楽園』掲載時にはページ数は多くないものの、
毎回、楽しみに読んでおりました。
ちょっとふたりのエピソードを定期的に読めなくなるのは
寂しくもありますが……そこは仕方のないところ、ですよね。
新作も楽しみにしつつ、たまに読み返そうと思います。