桜玉吉先生『日々我人間』文藝春秋 感想。
Link:『日々我人間』桜 玉吉 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
※10回分立ち読みあり!
- 作者: 桜玉吉
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/11/28
- メディア: コミック
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- 作者: 桜 玉吉
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/12/02
- メディア: Kindle版
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昨年リリースの桜玉吉先生の単行本です。
文藝春秋から発売、
というのを意外に感じならがページをめくりましたが、
読み始めてみれば慣れ親しんだ桜玉吉先生作品で安心。
いつもの……ではありながらも、
新鮮な視線で描かれる日常は、
同意したり、驚いたりしながらで飽きずに楽しめまして。
前半はマンガ喫茶暮らし、後半は伊豆、と、
都会と田舎? のギャップもまた、面白く。
伊豆といえば、かなり前の作品で別荘買った、的な話があったよなぁ、
と思い起こしたりしながら。
伊豆のお話は、結構、虫とのバトルエピソードも多めで、
苦手な方は割としんどいかも(^^;)。
私がその口なので、なかなか厳しかったです(笑)。
面白かったけれど。
実際多いんでしょうね……。
週刊誌連載かつ、基本は1話だけでも楽しめる作品なので、
好きなところまで読んで、
スパッと翌日持ち越しできるのも読みやすくて〇、ですね。
日々の中に転がっていそうなお話が多いのですけれど、
キッチリと作品にまとまっているのが凄いです。
こんなに面白いこと、興味深いことがそこらにあるんだよなぁ……
怒る話もあるんですけどね(;^_^A。
何にしても感情の動きがそこにあって、
こちらも何か感じるものがある、と。
次の単行本も楽しみになってくる、
そんな作品でございました。
紙だと箱に入ってくるのも嬉しいですね。
電子書籍だとお買い得ですけれども、
ちょいと変わったサイズなので、
Kindleで読もうとするとどんな塩梅になるのかな?
というのは気になるところでございます。