感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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影崎由那先生『かりん』4巻 KADOKAWA / 富士見書房 感想。

表紙飾るは果林と煉!
影崎由那先生『かりん』4巻でございます。


表紙に煉の存在感が大きいように、
本編でも煉が活躍? しています。
雨水くんのお母さんを狙う、的な意味で……
果林をはじめ、家族の協力もあって、な展開をみせ、
そちらは一安心、なのでございますが。


様々な事件を経るにしたがって、
果林の周辺事情も少しずつ明らかになって参りまして。
また、雨水くんも色々と飲み込みつつ、
果林との距離が近くなって。
恋愛的な意識も強くなっていくのを感じる、というか。
周囲も、敏感に二人の関係を察知しているのがなんとも(;^_^A。
そいえば、学生の頃ってこういう話、って
皆好きだったような気がするよなぁ……なんて、遠い目をしつつ。


煉が吸血鬼として覚醒? するエピソードも
番外編として収録されておりまして。
こちらは、意外にも切ないお話に仕上がっており。
なかなかによろしゅうございました。
普段の煉がアレなだけに、
こういうお話があると、キャラクターにも深みが出るよなぁ、なんて。


うっすら風味を漂わせていた恋愛要素もここから本腰かしら?
と期待を寄せつつ、先のお話も楽しんでまいります。

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