影崎由那先生『かりん』7巻 KADOKAWA / 富士見書房 感想。
- 作者: 影崎由那
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
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お話の流れを暗示する、良い絵柄で。
武闘派っぽく見えた雨水くん父、ですけれども。
色々とあった模様で……
そのあたりを理解した上だと雨水くん、どうするのかしら、
と興味深く読み進めましたけれど……うん。
すとん、と心地よく収まるカタチにまとまっておりまして。
さすがに納得は難しいにせよ、
ちょっとは許せる部分も出てきたのでは、などと。
雨水くんの母君、文緒さんって、めっちゃ苦労してるのね……。
それでいて、妙に男の人を惹きつけてしまう、
という難儀な……諸々の背景が、
どことなく、そういう雰囲気を作っているのかなぁ。
若くて、それなのに色々背負っていて、というあたり?
何か気が惹かれて、と。
果林ちゃん的には、雨水くんのベース部分に触れ、
一歩前へ進むキッカケ、な。そんな巻で。
色々とあったものの、ふたりの気持ちは一応、伝わって。
問題はここからで。
文緒さんの応援は得られそうですし、
杏樹もなんだかんだでバックアップしてくれそうな?
あとは、果林の両親とか、
そのあたりをなんとかせねば、というトコロかしらん。
巻数的にもちょうど真ん中あたり?
で、良い転機。
ここからどう動くのか、楽しみでございます。