水谷フーカ先生『14歳の恋』7巻 白泉社 感想。
- 作者: 水谷フーカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2017/03/31
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
水谷フーカ先生『14歳の恋』7巻でございます。
和樹と彼方の間は相変わらず、と申しますか。
ちょっと機嫌が悪くなることはあるものの、
あとで仲直りして……と、危機も転じて絆強まる、
そんなふたりを布団でゴロゴロ、
身悶えしながら眺める至福の時(笑)。
修学旅行の写真の話だったり、血液型に進路などなど。
中学生時分によくあるエピソードてんこ盛りとなっておりまして、
昔懐かしみ度? も高めの内容。
学級新聞をつくるお話が、これまた個々人の味が出ていて面白く。
『楽園』本誌掲載はふたりの話でしたけれど、
他メンバーのエピソードがIntermissionとして収録されておりまして。
そちらがまた、ひとつの事柄を別視点で楽しめてよろしゅうございました。
こういうのに私、弱いんですよねー。
終盤、長井くんにライバル登場か? という場面には
ドッキリさせられました。
が、読み進めると、日野原先生の方が? と、
意外な展開に驚きもあり。
恋愛は一筋縄ではないのね……難しいものです。
進路絡みの長井くんエピソードも良かったなぁ。
まわりの制服女子たちが……気持ちはものすごくわかる(笑)。
たまりませんでした♪
と、悶絶、恥ずかし、なつかし恋心。
『14歳の恋』、今回も満喫でございました。
表紙裏もかわらず豪華で、1冊で2度おいしい! そんな塩梅で。
ぼちぼち進級も近くなってきたふたり。
どうなりますか。
また、長井くんと日野原先生の関係も動きが出るかしら。
先が楽しみでございます。