志村志保子先生『林檎の木を植える』集英社 感想。
- 作者: 志村志保子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/12/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
丁度、Amazonのポイントもあったので、
Kindle版をぽちりとして。
視点が色々と変わり、
ふと、わかり難く思ったところもあるのですけれど。
お話がまとまっていくあたりの、
すっ、と落ち着く感じが見事で。
罪悪感。
かなぁ、大きいのは。
わたしも、一瞬感じたそういうものがあって。
それは、ずっと引きずってしまうもので。
カタチこそ違うけれど、同じ気持ちは、持ち続けていて。
そういう思いが詰まっている作品で、
何か響いたのかな……。
素直に気持ちを伝えたい。
そう思うけれど、なかなか、そうもできない。
でも、チャンスを逃すと、
一生、その機会は訪れないのかもしれない。
そんな年齢にはなってきているのよね。
ある意味、成年コミックス、なのかもなぁ。
中高時分に読んでいても、あまり響かなかっただろうな、
とは思います。
四十路になって……という私は、それはそれで遅いので、
どんどん読まれたら良いのになぁ、なんて。
二十代で読みたかったかもしれない。
出会えただけでもマシ、なんですけどね。
【2017/05/20 8:36 追記】
タイトルに誤りがあったので修正。
×修正前『林檎の樹を植える』
○修正後『林檎の木を植える』