感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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志摩時緒先生『君にしか教えない』白泉社 感想。

君にしか教えない

君にしか教えない

君にしか教えない (楽園コミックス)

君にしか教えない (楽園コミックス)

『あまあま』でお馴染み、
志摩時緒先生の新刊でございます。
今回は、女教師と生徒の恋愛……
なかなか禁断の気配がするシチュエーション!
ということで、ドキドキしながら読み進めまして。


先生と教え子、が表向きの関係。
ですけれど、それ以前に幼馴染、ということがありまして、
割と千秋くん(教え子)と明里ちゃん(先生)のつながりって、
それほど違和感なく感じながら楽しめました。
やっぱり、対外的に気を使わざるをえないところはありますし、
そこが面白みでもありました(^^;。


も少し、千秋くんとお付き合いしていた詩織さんに
動きがあってもつれるかな? とも想像したのですけれど、
このあたりはすんなり進んで……
ちょいと詩織さんが可哀想かしら、などと思いつつ……。


印象深かったのは、千秋くんの一途さ、ですかね。
わりと明里ちゃんへの想いが強くて。
詩織さんの存在にも揺るがない、というか。
……いや、そんな状態で詩織さんと付き合うのもどうなのよ、
とは思うのですが(笑)。
それにしても、こういう気持ちっていいなー、と思いまして。


明里ちゃんサイドの、"どうしたものか"感もなかなかに面白くて。
『あまあま』登場の懐かしい面々もアドバイザー? として登場して、
そういう意味でも嬉しかったりで。
恋愛に理解のあるアドバイザーがいたおかげで、
明里ちゃんも一歩踏み出せた、という感じかしらん。


一瞬の禁断感はありつつも、
基本は幼馴染のお姉さんとの恋のお話。
年上スキーにはたまらない一冊かと思います。
というか、私にとっては最高でした(笑)。
志摩時緒先生の次回作にも期待! です。
って、新刊は今月末だ(^^;。
夜にとろける 2

夜にとろける 2

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