感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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谷川史子先生『おひとり様物語』7巻 講談社 感想。

おひとり様物語(7) (ワイドKC Kiss)

おひとり様物語(7) (ワイドKC Kiss)

Kindle版を購入。
やっぱり電子書籍だと読みやすいですね。
所有する喜び、というのは少々劣りますけれども。
作品は読んでナンボですから……。


さて、谷川史子先生『おひとり様物語』7巻。
本編は表紙を飾る眼鏡のお姉さんのお話が多めで。
マジメな外見からは想像の出来ない気持ちを抱えての日々。
ある日、訪れる転機、出会い。
少しずつ進展していく関係。
最初こそはドラマチック、あとは地道なお付き合い。
そうそうある出会い方ではないですが、
こういう関係は、素直にいいなぁ、と思えました。


今回の収録作品の中では第47話がお気に入り。
野外フェスエピソードで、
"あぁ、ありそうだなぁ"という(^^;。
参加するかどうかを悩ませる諸問題がありますもんね。
んでもって、そんな悩む女の子に男性先輩がかけた一言が素晴らしく。
「行きたくて 行けるなら 行くだろう」
私もフェスはともかく、
ライブ参加をどうしようか悩む機会はそこそこありまして。
ストレートに胸に響く。そんな言葉でありました。
お話としても邪気のない先輩の姿が印象的で。
惹かれるのもわかるなぁ……なんて。


朝活? のお話もなかなか。
友人の結婚式をキッカケに規則正しい生活を始めたものの、
いつの間にかそれに縛られてしまい。
かえって心の調子を崩してしまっているような。
恋愛要素はないものの、
自然体な妹さんのおかげで道がひらける……
私も早起きに最近、拘っていますけれど、
ちょいとばかし柔軟に考えても良いのかも……などと。


ということで、今回も満喫できました。
どのお話もそこで終わり、という印象ではなく、
地続きの"これから"を感じられるのがまた、良くて。
もちろん、作品としては1話ごとにまとまっているのですけれどね。
電子書籍で購入したおかげで、
これから何度も読み返すこととなりそうです。

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