感想温泉はてな亭

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魚乃目三太先生『旅の肴~~十返舎一九 浮世道中 旅がらす』1巻 幻冬舎コミックス 感想。

『月刊コミックバーズ』で好評連載中、
魚乃目三太先生『旅の肴~~十返舎一九 浮世道中 旅がらす』1巻。
毎月の連載も楽しみに追っておりまして、
単行本、となりますと復習……みたいなカタチになるのです。
実際、読み返しになったのですけれども……。


後の十返舎一九であるところの与七が、
蔦屋重三郎の依頼で借金回収をしつつ諸国を廻り、
あわせて美味しいものなど地方の名物・名産物を記録する旅へ出ることに。
お目付け役に、修行僧・八舟を連れて。


江戸は日本橋から始まる旅は、品川、川崎と進み、
箱根越えへ……というのが1巻。


単行本で嬉しかったのは、
合間に挟まれる"江戸のメシバナ"、
"江戸の旅バナ"、"箱根の取材バナ"、という、
ちょっとした描きおろしの読み物。
お話を補足するカタチになっておりまして、
連載を読んでいた身としては、
さらにお話を楽しみやすくなって○、でした。


一番、おおっ! と思ったのは、
巻末収録の特別編"料亭に集いし奇跡の夜"。
連載を追っていく中で"?"となる場面があったのですけれども。
そこがスッキリするお話で。
出来れば本編に入れた方が良かったのでは?
という感じもありましたが(笑)。
無ければないで楽しめる作品でもあるので(^^;。


ということで、
連載も追っておりますが、存分に楽しむことが出来。
先のお話も一層、楽しみになったのでありました。


派手さには欠けますが、
旅や食が好きな方なら楽しめそうな、
そんな作品、ですね!

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