鳴見なる先生『渡くんの××が崩壊寸前』5巻 講談社 感想。
- 作者: 鳴見なる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/01/05
- メディア: コミック
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- 作者: 鳴見なる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/01/05
- メディア: Kindle版
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髪をふたつに結わって制服姿。
眉の感じからすると、気が強そうで……
鳴見なる先生『渡くんの××が崩壊寸前』5巻でございます。
ここまで、じっくりと渡くんと石原さん、紗月の関係を描いてきた本作。
何だかんだで安定してきた間柄……だったのですが、
そこにきて割って入る女の子の登場で、
彼女らの心が揺さぶられる塩梅となり。
んでもって、渡くんは一層、心休まらぬ日々が続くことに(笑)。
表紙の女の子は渡くんの後輩ということで、
他校の生徒ながらも序盤から周囲を動かしてくれて。
ちょっと面倒? な女の子、という印象なのですけれども、
部活動まわりの状況など、
どことなく同情したくなる背景もあったりして。
渡くん、こういうのに弱そうですから、
これからにどう影響するのかしら、と心配になったりもしつつ。
お話内の季節的には夏、のようで。
お約束? 的な花火大会もあり。各人、思惑入り乱れる……ね。
ここまでは基本、石原さんと紗月が渡くんを振り回す展開だっただけに、
少々、新鮮味を感じつつ。
……石原さんとの関係進展もあったので、
緊張感もマシマシでしたけれども(笑)。
後輩の女の子・マキナちゃんも登場しまして、
さらに盛り上がって参りましたね!
いや、ドタバタラブコメ、というよりは、
胃が痛くなる系ですけれども、それはそれでヨシ、ってことで(^^;)。
石原さんは一歩リードに見えましたが、
焦りなのか、妙なアグレッシブさも見せておりますから、
今後の動向には注目で。
紗月は……気持ちの自覚がないのか、深い考えがあってのことなのか、
ミステリアスな雰囲気は維持しつつ。
相変わらずの読めなさではございますが、どう動くのか?
後輩のマキナちゃんについては、
やっぱり、今の学校での状況改善が今後の流れになるんでしょうかね?
んでもって、渡くんがそれをサポートするカタチになるのかなぁ?
面倒見、よさそうですもんね、渡くん。
以前の関係性云々抜きに、女の子が困っていたら普通に助けそうで。
だから、こういう面倒なコトになるんでしょうけど(笑)。
ということで、
『渡くんの××が崩壊寸前』5巻、楽しゅうございました!
渡くんの今後の身の振り方、
微妙なポジショニングの石原さん、
相変わらずな紗月に、ぐいぐいくるマキナちゃん……
先々の展開に期待しつつ♪