川崎直孝先生『ちおちゃんの通学路』７巻 KADOKAWA / メディアファクトリー 感想。

ちおちゃんの通学路 7 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

ちおちゃんの通学路　7 (コミックフラッパー)

表紙はちおちゃん＆真奈菜さん。
何か、やたらと神々しいですが、
その手の中にあるものは……最初のお話で明らかになります。


より、キャラクターが強く出てきた、そんな印象な７巻。
……いや、ちおちゃん、真奈菜さんのゲスさが、
さらに輝きを増しているだけかもですが(笑)。


最初のお話は大金の入ったお財布を拾ってしまう、
そんなふたりの話。
ちおちゃん、真奈菜さんですから、
そりゃ、思惑渦巻く展開になる訳でして。
……ま、落とした人も負けず劣らずで、
良いバランスになっていたようには思いますけれど(笑)。


何故か雪ちゃんと対決？　状態になってしまうお話も面白く。
真奈菜さんの悪だくみ炸裂、
雪ちゃんのストレートな性格猛進、な？
うまくのせられる、いつものちおちゃんも大概ですが(^^;。


ちおちゃんと安藤さんの関係は一応は進展、
の認識で大丈夫なのかしら？
ちおちゃんの方も少しずつ意識する機会も増え、
その気持ちにも気づいている？　風もあり。
さすがに恋愛ラインが主で動き出すとは思えないものの、
見逃せない流れなのは間違いなく。


調理実習に向けての"パセリ"ゲット……
途中、ちおちゃんのゲーム脳にどうなることか、
とハラハラしましたが、なんとか普通なところに落ち着き……。
って、いや、あまりにも、な展開ですから"普通"に見えますが、
相変わらずなぶっ飛びっぷりな(笑)。
真奈菜さんとのゲスさ炸裂のエピソードも好きですけれど、
こういう原点？　ぽいお話もまた、
『ちおちゃんの通学路』の魅力だなぁ、などと思いつつ。


篠塚先輩とのゲームのお話。
ちおちゃんのプレイスタイルが
先輩のおかげで一層、鮮明に浮き上がる塩梅で(笑)。
しかしまぁ、ちゃんとルールの中で
独自の進め方をする篠塚先輩……すげぇ、と……。
また、ちおちゃんを自然体で振り回す、というのもさすが、と。
敵な訳ではないですが、
厄介な存在になってきました、篠塚先輩(笑)。
今後の活躍にも期待ですね！


ということで、今回も楽しゅうございました。
通学路縛りのお話ではありますが、それぞれに特徴もあり。
キャラクターもさらに立ってきて……
読み始めると止まらない、そんな魅力に満ちた作品となって参りました。
８巻は2018年3月発売予定、とのこと。
予告ページの感じですと血みどろ？
な闘いになりそうですが、はたして！
期待して待ちたいと思います！

沙村広明先生『波よ聞いてくれ』４巻 講談社 感想。

Link:波よ聞いてくれ/沙村広明 - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ

波よ聞いてくれ(4) (アフタヌーンKC)

波よ聞いてくれ（４） (アフタヌーンコミックス)

ここまでに蒔いた種が……分岐しはじめた第４巻。
それぞれ、気になるお話でありますが、
さらに細かいプロ野球ネタなどが散りばめられ。
それでいてシリアスな場面もあったりで、
本当、腹筋が鍛えられます。


ミナレさんはラジオ方面へ突き進みつつも、
現状もなんとか……な塩梅で(^^;。
気持ちはわかりますが、スープカレーのお店の方も
複雑な人間関係になってきており、注目ポイントのひとつ。
城華さんが台風の目、ですね。


AD瑞穂ちゃんと構成作家・久連木さんの間が直近の肝？
後半がここらあたりに割かれていて……
やはり、恋なのか……。
久連木さんの方は、自らの志望もあって動き出す訳ですけれども、
瑞穂ちゃんやらミナレさんはどう対応するのか、
見ものでありまして。
ミナレさん自体は、色々あった感じから、
久連木さんの希望を後押しなのかなぁ？　なんて単純に思ってしまいますが、
そう簡単にいくのかどうか。


小ネタ的には、やはりラジオものがそこいらにある訳ですが、
なぜかSTVラジオがまんま登場してびっくり(笑)。
好きな局ですし、アイヌ語ラジオ講座も確かにやっていますけれど。
ファン的には嬉しいものの、他がちょいと弄ったカタチでの登場なだけに、
何故？　という感じも強く。
ムムム。


茅代さんとミナレさんの間も気になる、といえば気になるところで。
一応は直接対決？　もありましたし、
事あるごとに絡んできますし、
まだまだ山がありそうな雰囲気。


と、見どころがある程度定まってきて、
それぞれが動き出す……そんなところでしょうか。
まさかの久連木さんが軸になって動きそうな次巻。
これは期待するな、という方が無理な話で。


はぁ～、早く続きを読みたいです！！

大澄剛先生『さんぱちのおと』２巻 講談社 感想。

Link:さんぱちのおと / 大澄剛 - モーニング公式サイト - モアイ

さんぱちのおと(2) (モーニング KC)

さんぱちのおと（２） (モーニングコミックス)

高校剣道を描いた大澄剛先生『さんぱちのおと』、
ついに完結！！
……っ、えぇええええええ！！！
って、まだ２巻なのに。
一応はお話としてまとまっていますが、何だろう……
物足りなさが残る、というか。
まだまだ、色々あったはずなのでは？
そんな悶々を抱いてしまうのでした。


県大会のメンバーを巡る色々は、
直司の必死の働きかけで何とかもぎ取るカタチとなり。
らしい、といえばらしいのですが、
チーム的には、作品で描かれている通り、微妙そうで。
でもそこは、直司や能見先輩の人柄でカバー、といったところ？
十亀先生も剣道は素人っぽいものの、
うまくフォローしているようにも見え。


県大会は端折る部分もあるものの、
見応え満点ですし、注目の対決は、たまらないものがありました。
結果についても納得ですし、
薊くんの今後の動きだったり、夕夏との関係変化に期待だったりもして、
何だか楽しみに……なところでの締め。
ここからの直司だったり、
剣道部の成長がより面白くなるタイミングに思えるのですけれども、
何故に……な、完結。


題材も良かったですし、キャラクターも魅力的。
見開きも上手く使われていて迫力もあり。
ただ、もっと続いて欲しかったなぁ……という。


うーん。
面白かったけれど、早く終わりすぎで残念！！
が正直な感想ですねー。
折角、良い作品だったのに。勿体ない……。

iOS『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』プレイ記 その52。

Link:アイドルマスター シンデレラガールズ　スターライトステージ（デレステ） | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト


２周年のメモリアルな月もぼちぼち後半戦でございます。
プラチナ宝くじもほどほどな結果に終わりまして、
さて、どうしたものか……と悩んだ挙句、スペシャルガチャセットを購入！
念願のSSR"［目をあけてみる夢］多田李衣菜"をお迎え致しました。
いや、ガチャで引くのをもう少し待つ……という手も考えました。
けれど……２周年だし、いいよね……と(笑)。
最近、課金もしていませんでしたし、
たまにはお金落とさないと、なんていう気持ちもあり。
まぁ、なんだかんだ理由をつけたがる自分がおりますが、
なにより、センターに李衣菜を迎えたかったのです、はい。
可愛いので、やはり。
好きなアイドルをお迎えして、
これからも目いっぱい楽しみたいでしょ？　と。


"［SOUND A ROUND］松永涼"も引き当て、
SSRも個人的には充実してきたかしら……などと思っております。
出来ればパッションにライフ回復系の誰かをお迎えしたいですが……
ま、じっくり腰を据えて。


・キュート
［自称・カンペキ］輿水幸子
［ラブモリ☆パーリィー］藤本里奈
［スターティングデイズ］乙倉悠貴
［キャットパーティー］前川みく
［ぐうたら王国］双葉杏
・パッション
［メイクミー・キスユー］赤城みりあ
［キラデコ☆パレード］城ヶ崎莉嘉
［セーシュンエナジー］堀裕子
［はつらつハーヴェスト］及川雫
・クール
［煌めきのひととき］北条加蓮
［夜色の暁風］塩見周子
［オーバー・ザ・レインボー］神谷奈緒
［SOUND A ROUND］松永涼 ★NEW!!
［目をあけてみる夢］多田李衣菜 ★NEW!!


まずは"Twin☆くるっ★テール"を楽しみますかね！

影崎由那先生『たちあがれ！ オークさん』３巻 ホーム社 感想。

Link:WEB漫画サイト『Z』 ｜ 王道一直線!! 熱い魂のWEB漫画サイト!!
Link:『たちあがれ！ オークさん』公式(@ORCsan_garaku)さん | Twitter

たちあがれ! オークさん 3 (ホーム社書籍扱コミックス)

たちあがれ！ オークさん 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

ファンタジーな世界の夢溢れる映像作品制作業界を描く
『たちあがれ！　オークさん』も３巻！
勢い衰えることなく、今回もまた面白く、密度も濃く。
濃厚でございます。


盛大なそちら系イベントのエピソードやら、
新キャラクター登場と騒動、過去のお話などなど……
きっちりした世界観が活きている印象で。
しっかり面白いです。
ちょいとイネスさんの影が薄くなってきている気もしますが、
それだけ他が充実してきた証拠でもあり。
これはこれで良い傾向なのかも？　と思います。


また、そういう業界をファンタジーな世界とはいえ扱っているのに
電車の中で読めるくらいの描写なのは有難い、
というか、なんというか(;^_^A。
妙に健全なところが○、です。
この手の作品？　では一番読みやすいのでは……
いや、ちゃんとネタは入っているので、
苦手な方はおられるでしょうけれども。


シリーズとしての地盤もしっかりしてきましたし、
今後も大いに期待できる作品となって参りました。
これからの展開も楽しみです！！