感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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原作:あかほりさとる先生/漫画:竹内桜先生『民法改正~日本は一夫多妻制になった~』6巻 白泉社 感想。

Kindle版を購入、です。


飛行機事故の際の活躍を機に一夫多妻を認められた正平。
何か素敵な響きはあるものの、
ごく普通のサラリーマンたる正平にとって、
心配、苦労は絶えない訳ですけれども、
彼の人柄もあって、純ちゃん、香苗さん、みちるさんとも
なんとか共同生活をおくってきて……
ついに、完結な第6巻でございます。


大きく全体を動かしたのは、
やっぱり? というか何というか、純ちゃんでした(^^;。
しっかり者で、可愛くて、だけれどたまに暴走気味で?
んでもって、結婚、といえば……な一件から、
正平だけではなく、香苗さんやみちるさんにも
色々と考えるタイミングを与える結果に。


正直なところ、少々、急なお話のおさめ方なようにも感じましたが、
これくらいなスピード決断、行動ができないと
一夫多妻なんて出来ないのかもですね(笑)。
内容としては悪くないかな、とは思いましたけれども、
もちっと彼と彼女らの生活、楽しみたかったですね。


個性豊かなヒロインたち、
ごく普通で身近に感じられ、
かつ、何だかんだで前向きな正平の日々。
いわゆる同居モノではございましたが、
恋愛を通り越したところの"結婚"やその先を見据えるお話は
割と新鮮で楽しゅうございました。
着地点も良い感じだったと思います。
読み終えてから表紙をみると、あぁ、なるほど! な塩梅なのも○、です。


嗚呼、次に竹内桜先生の作品を読めるのは何時に……
と思ったら、新作も一緒に発売されておりました(笑)。
こちらも購入しましたので、読み進めてまいります。
うしみつ★inc (ヤングアニマルコミックス)

うしみつ★inc (ヤングアニマルコミックス)

民法改正~日本は一夫多妻制になった~』、
満喫させて頂きました。
次作も楽しみに追いかけ、応援して参ります!

蒼樹うめ先生『微熱空間』第2巻 白泉社 感想。

Link:楽園 | 白泉社

微熱空間 2

微熱空間 2

仕事帰り、アキハバラCOMIC ZINで購入いたしました。
楽園 Le Paradis』系単行本については紙で買う! のが、
私の中のルールでして(^^;。


親の再婚により、義理の姉弟として同じ屋根の下で
過ごすこととなった亜麻音ちゃんと直耶くん。
微妙な年頃なふたり。
もちろんドキドキの日々が続く訳で……。


表紙がもう、無茶苦茶可愛く。
んで、そのあとに続くカラーページがもう!!
こんな義姉がいたら、本当に悶々としそう(笑)。
直耶くんの苦労がヒシヒシと伝わって参りますです。
何ですかね、体温が……柔らかさが……。


家族、として暮らすこととなったふたり。
2巻ではお互いについ、意識してしまう存在として、
はもちろんのこと、
"家族"の関係もさらにフォーカスされていて。
両親であったり、元の……だったり。
過去への気持ち溢れるエピソードもあり。
ストレートなラブコメ展開のみならず、
再婚の周辺の色々なお話も散りばめられており、
なかなかに興味深く。
親の連れ子同士で……などという話は
他の作品でも見かけたことがあるような気がするのですが、
ここまでキッチリ、家族のコトを描いている作品、
というのも珍しいような。
母の日を迎えるにあたってのふたり、であったり、
亜麻音ちゃんの誕生日前夜のお話であったり……。


なんだかんだ、強力だったエピソードは
亜麻音ちゃん誕生日前夜ですね。
色々とあって、直耶くんが慰める流れになって……
"やれたかも委員会"状態な?
悶々としてしまう夜になった印象が(笑)。
絶妙な距離感になってきたふたり。
ここからどうなるのか、ますます目が離せない感じになって参りました。


百合展開も程よく描かれているのが
お話の厚さを増す塩梅でよろしゅうございますね♪


ということで、
2巻も読んでるコッチが照れながら満喫させて頂きました!!
刊行ペースからしますと続きは結構先になりそうではございますが、
既刊を読み返しつつ、悶々としながら
亜麻音ちゃんと直耶くんの関係進展に想いを馳せることと致します。
んー、やっぱり『微熱空間』、いいですね!!

くずしろ先生『兄の嫁と暮らしています。』4巻 スクウェア・エニックス 感想。

Link:兄の嫁と暮らしています。 | ガンガンONLINE | SQUARE ENIX

兄の嫁と暮らしています。(4) (ヤングガンガンコミックス)

兄の嫁と暮らしています。(4) (ヤングガンガンコミックス)

兄の嫁と暮らしています。 4巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

兄の嫁と暮らしています。 4巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

既に亡き兄の嫁である希さんと一緒に暮らす、志乃ちゃん。
ふたりの暮らしも4巻に入り。


学校生活もそれなりに過ごしたこともあって、
周囲にも色々と気が付く人も出てきている感じ?
志乃ちゃんサイドでも、希さんサイドでも。
軽く見た場合は、ただの他人、になりかねない微妙なバランス。
だけれど、
わりと普通、と思われる家族も、
実は似たようなものなのではないかしら……
なんて思いつつ読み進めております。


家族、血の繋がり、一緒に暮らす……んー。
日常的なエピソードが続きつつも、
そのあたりを、どうしても想起させられる、というか。
なので、つい、お話を読み進めてしまって。
志乃ちゃんや、希さんが、
どのような着地点を目指していくのか。
……いや、そんな、スパッと
心地よいものが見つかるのかはアレなのですが。


読者的には悶々でも良いので、
志乃ちゃん、希さんにはハッピーになって欲しいな、
なって思いつつ読んだ4巻でありました。


志乃ちゃんのバイト先の方たちも個性的っぽくて、
今後の展開もさらに期待したくなるのは○、でございました。
イイ感じの動き、が出たとでも申しますか。


どう転んでも軽い話にはならなそうな今作。
ではございますが、
ホント、しっかり見守っていきたい作品になってきたな、
という印象でございます。
続きが楽しみです。

冬目景先生『空電ノイズの姫君』2巻 幻冬舎 感想。

ペースを崩してしまい、
掲載誌である『月刊コミックバーズ』の方は追えていない今日この頃。
冬目景先生『空電ノイズの姫君』は、3月に2巻がリリースとなりました。
Kindle版をポチッたのですが、
紙のほうだとAmazon.co.jp限定で描きおろしイラストデータがついたんですね。
最初からKindle版を買い始めてしまうと、
なかなか途中から紙に、というのも難しく(>_<)。
少々、紙で追っている方を羨ましく思いつつ。


本編。
いよいよバンドメンバーとして動き出した磨音ちゃん。
夜祈子さんも、その歌の才能を見出されつつあり、
ふたりともお話的に本格的に動きだすところ?
バンド自体も色々ありつつ、再始動らしい動きになってきており。
……ただ、終盤で早速、磨音ちゃんがピンチに。
そう簡単にいってしまっても、それはそれで困る? のですが、
かなり派手に壁にぶつかった、そんな印象で。
ここからどのように再起していくのか、が、
当面の見どころになりそう?
やっぱり、夜祈子さんの出番になるのかしらねぇ……
キッカケになった人に改めて会ったり、
話す機会ができたりすると、何かしら前進できそうな気はするものの。
果たしてどう動くのでしょうね。


次巻も楽しみですが、
その前に『月刊コミックバーズ』本誌の方も
改めてチェックするようにします(;^_^A。
単行本で楽しむのももちろん楽しいのですけど、
毎月、お話の展開にドキドキしながら追っていくのもまた、
違った楽しみがあるんですよね。

おりもとみまな先生『ばくおん!!』11巻 秋田書店 感想。

Link:アニメ『ばくおん!!』公式サイト

10巻に引き続き、Kindle版で購入。
表紙は千雨ちゃん。
クールな感じがたまりませんなー。
背景の愛車とのバランスも良い塩梅でございます!


お話としては、ちょいと驚きの展開。
……って、Amazonの内容紹介をみれば、何となくはわかるのですが。
10巻の締めに登場していたグループのお話がスタート。
今後、羽音ちゃんたちとも絡んでくるんでしょうかね?
これまでとはちょっと違った視点、背景のエピソードに期待したいですね。


では、各話の感想を。


"第72話 はんぎゃく!!"
新グループ? の女の子のバイクとの出会いの話。
小ネタは相変わらず面白く。
FXとか相撲とか(笑)。
自然と流れに乗せてくるのが上手いなぁ。
バイクの維持費絡みのお話は切実な感じがしつつ……。


"第73話 ゆうえんち!!"
聖ちゃんのお友達のところへ皆でお出かけ。
……ですが、さすがは聖ちゃんのお友達、ということで
濃いお嬢様が(^^;。
オマケにここでも相撲ネタ(笑)。
いいなぁ。
最後にはポケバイ対決に、しっかりオチもつき。
楽しゅうございました。


"第74話 きっさ!!"
恩紗ちゃんのお店の向かいにクラシックライダーカフェがオープン!
となれば、皆で様子を見に行ってみるしか、なのですけれど、
見事に面倒事に巻き込まれて(笑)。
しかし、似たバイクの色々も興味深く。
やっぱり、デザインが良いと、
他社からも似たものが出てくるんですね(^^;。
んでもって、オチがこれまた(笑)。


"第75話 しゃしん!!"
新グループ? のエピソード。
タイトルの通り、カメラを持って、バイクでお出かけ、という。
ネタ的なところよりも、良い話方向でまとまっていて、
これはこれで面白かったです。


"第76話 さんりん!!"
サイドカーのお話。
こちらはネタ全開! ですね。
もう、バイク感皆無に近い(>_<)。
ですが、熱いバトル満載で読み応えバッチリ!
締めもよろしゅうございました。


"第77話 しじょう!!"
羽音ちゃんたちが試乗会へ!!
って、何か起こる気配しかしなくて、実際起こる、という。
しかも、一番真面目っぽい千雨ちゃんが派手にしでかして(^^;。
とはいえ、色々あったにせよ、
試乗会の楽しさ、みたいなものは伝わってきたような気も。


"第78話 たんでむ!!"
羽音ちゃんのかねてからの夢?
妹・由女ちゃんを後ろに乗せてのツーリング!
……って、当初は違ったような気がしますが、
羽音ちゃんのマイペースにのせられて、という(笑)。
こういうところが魅力でもあり、困ったところでもあり(;^_^A。
由女ちゃん的には大変だったように見えますが、
それなりに楽しそうでもあり。
んで、ラストにはドキッとさせられました。
ぶっちゃけ、シリーズ的に-完-とついても、
そこまで違和感のない締めだったので。
いやー、驚いた(笑)。んでもって、ほっこり、なのです。


ということで、11巻も見どころ盛りだくさんで楽しく。
新グループの動きも楽しみで、
お話の動きも、諸々のネタも見逃せなくなって参りました。
羽音ちゃんの家庭の状況もちょっと変化が出てくるのかな?
という終わり方でもあり、この流れも注目ですね。


次巻も楽しみでございます!

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