感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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ぽんとごたんだ先生『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』4巻 双葉社 感想。

Link:桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? / ぽんとごたんだ - ニコニコ静画 (マンガ)

気が付けば5巻の発売も迫ってきた、
ぽんとごたんだ先生『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』4巻、
感想でございます。


前からの続きで一番気になっていたのは、
榊先生と桐谷さんの関係……ですね!!
常々、桐谷さんに押し切られてきた先生ですから、
少しは思うところもあったのかもですが、
こう、いつものペースが崩れてしまうと……。
そんなふたりの間を埋めるものは、やっぱり食!
さすが、な品々がつなぐ仲。
この作品ならではの展開に、ついつい引っ張られてしまいます。
確かに珍しい食材ですが、
わりと普通においしいかも? というものも多くて。


お肉系はよっぽどでなければおいしそうで。
街中でみかけるヤツを食す展開は驚きでしたけれども、
きっちり調理すれば、という感じなのかしらん。
表紙で桐谷さんが持っている卵も、これまた興味深いですよね!!
なんでも"おいしい!"ではなく、
ぶっちゃけた感想が描かれるのも好感触で(笑)。
大きな卵はひとつの料理で使い切るのではなくて、
いろいろ、複数の料理にしたほうが食べやすいのかもですね。


んで、波乱になるか、と思われた、
榊先生宅のとなりに引っ越してきた女性でございますが、
今回はそれほど影響はなく。
ただ、榊先生の部屋に生徒である桐谷さんがよくやってくるのを見られると、
なかなか面倒なことにはなりそですよねー。
このまま、問題なくいくのかなぁ?
今後のお話としての引っ掛かりはそのあたりですかね。


珍しい食材と、榊先生と桐谷さんの関係進展を期待しつつ、
5巻、楽しみに待ちたいと思います。
桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?(5) (アクションコミックス)

桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?(5) (アクションコミックス)

Nintendo Switch『探偵 神宮寺三郎 プリズム・オブ・アイズ』アークシステムワークス プレイ中 感想。



久々、目に留まった『探偵 神宮寺三郎』シリーズの新作。
昨年、3DSで新作がリリースされていたようなのですが、
そちらは気づけず(^^;。


今回発売された『プリズム・オブ・アイズ』は、
Nintendo SwitchPS4でのリリース。
私はSwitchユーザーですので、
迷いようもなくSwitch版購入のはこびとなりました。


ゲームとしては、オーソドックスなコマンド選択アドベンチャーゲーム
安心してプレイすることができます。
Nintendo Switchだと携帯モードでタッチ操作できるのが何気に便利。
調べるときにキー入力を繰り返して、という手間もなく、
一発タップでOKなのは楽、ですね。
……って、スマホじゃ普通じゃん! って話なんですけどね!


お話のボリュームについては、
Amazonのレビューでもポツポツ見受けられますが、
少々、コンパクトな感じ?
メインのお話数本に、リメイク10本と"謎の事件簿"を収録、と、
数は多いものの、1本が短めのようで。
私もメインの神宮寺三郎シナリオをクリアして、
洋子さんシナリオプレイ中ですけれども、
ちょっと短いかな? という印象を受けています。
ただ、このあたりの評価は難しいところで……
あまりゲームに時間をかけなくなってきた最近の私からしますと、
程よい時間で区切りがつく、というのは、
そこまで悪い感じもしなくて。
Switchの携帯モードで遊ぶにも丁度いいですしね。
生活にうまく合うかどうか、なのかしらん。


にしても、Switchの便利さをこの作品で痛感しています。
普段はモニタに映して楽しんで、
気が向いたら携帯モードでベッドにて寝る前に……なんて。
特にこのシリーズはぴったりな遊び方に思えますし。


Switch買っててよかったなー、と思える作品でございました。
派手さはないですけれどね(^^;。
残りのシナリオものんびり、マイペースで進めようと思います。

やまむらはじめ先生『SEVEN EDGE』3巻 集英社 感想。

表紙が木蓮さんということで、
本編でも木蓮さんが活躍! という訳ではないのでしょうが、
印象としてはもう、木蓮さんのお話に集約するように感じられた、
やまむらはじめ先生『SEVEN EDGE』3巻でございました。


序盤は例によって? 標的を……
という任務に就く朔也たち、ではあったのですが。
色々あって追われる立場になってしまったりもして。
そう簡単にはいかないな、なんて思っているうちに、
木蓮さんの恩師が現れて……
ただでさえ厄介な状況の中、
冷静そうな木蓮さんの感情が揺さぶられる、という状況に。


この作品、誰もがキツめの過去を背負っているようなところがあり。
そのあたりを克服していく、というのが
ひとつの見どころなのかもな、と思う訳ですけれども。
今回が、その木蓮さんに焦点を合わせた感じ、
という印象でしょうか。
もちろん、序盤から加わった女性も色々あるのですが、
ここまでの活躍であったり、朔也との関係もあったりで、
木蓮さんのエピソードが強く心に残る、というか……。


追い詰められた状況の中のお話、ではあるのですが、
根のところにある部分、というのは、
わりかし、日常の中にもそこらにある感情だったりするのかもなぁ、
などと漠然と思いつつ読み進めたりもして。


アクションシーン的にも見どころがあり、
ちょいとサービス? ちっくな部分もありますので、
色々な意味でドキドキも出来。
程よいバランスで楽しめました。


正直、どのような着地点に朔也や、
木蓮さんが立つのかは見えてこないのですが、
それだけに、先々の展開が気になるのですよねー。
組織が目指すところ、が落ち着く場所、になるようには
素直に感じられませんし。


ということで、次巻にも期待、なのでありました。

信濃川日出雄先生『山と食欲と私』8巻 新潮社 感想。

Link:くらげバンチ
Link:山と食欲と私 - 信濃川日出雄 / 1話 おにぎり | くらげバンチ

山と食欲と私 8 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私 8 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私 8巻 (バンチコミックス)

山と食欲と私 8巻 (バンチコミックス)

冬全開な表紙の信濃川日出雄先生『山と食欲と私』8巻。
寒いときですと、
一層、湯気のたつ、熱々なごはんが恋しくなるような。
今回も様々な食と、風景満載となっております。


お話としましては、
初っ端から興味深い、鮎美さんのおじいちゃんのエピソード。
何せ、舞台は北海道は札幌、ということで、
道産子な私には一層身近なーって、そんなに札幌って、
行ったことはないのですけどね(笑)。
ちょっと気難しい? ところがあるおじいちゃんなのかしらん。
でも、元気で、格好良くて。
何だか素敵だなぁ……と思いつつ。
バーで鮎美さんが出会った女性もまた、素敵でして。
アニマルトラッキング、なんていう新鮮な響きの遊びに誘ってくれたのも、
この女性・恵留さんで。
雪上の動物の足跡を追ってみたり……なんて、
ほんと、条件が整わないとできない、ちょいと贅沢な感じですよね。
鮎美さんがピンチに陥ってしまうのは、
山、特に冬は、なめたらイカンというコトなんでしょうねー。
あと、藻岩山山頂の展望台からの景色!!
これがまた素敵でして。
んー、何とか、行ってみたいものですね。
なかなか、帰省で地元に帰ると、
観光というよりは実家だったり、
親戚まわりで時間を使い切ってしまうからなぁ。


身体づくりのお話は……痩せすぎてしまってはダメな気がしますが、
なかなかに難しいですよね。
私は最近、体調不良も重なって動かなくなった分、
体重も増え気味で難儀しておりますが。
ムムム。


菜の花の件は、季節を楽しむ!! トコロが活きていて、
とても素敵だったように思います。
山に登るのも、もちろんすばらしいのでしょうけれども、
この回の鮎美さんのように、
突発的な出会いから予定を変更して旬を満喫! って、
これまた楽しそうなお休みだなぁ、なんて。
嗚呼、体調崩して寝込む休日から脱出したいぜよ……と、
わが身を顧みつつ(笑)。


んでもって、ついに! というか、
言われてみればこれまでは無かったか、という
冬山チャレンジな鮎美さんです。
もちろん、同行してくれる心強い友人もいつつ。
山で出会った知り合いも途中から一緒になったりして。
冬山のおもしろさ、こわさ、醍醐味、的なものを
きっちり、楽しませて頂きました。
鮎美さんでも大変で、
うっかりで遭難しそうになってしまうのね……。
ホント、鍛えて、準備して、それでもだから、
覚悟も必要だったりするんだろうなぁ。


ベーコンのお話は、鮎美さんからはちょっと離れて。
その分、いつもとはちょっと違った空気感が楽しく。
んで、結局、こどもさんは何者だったんだろう?


冷凍炒飯と餃子のセット!!
これは最近、私もやります。
と申しましても、大同電鍋で、ですが。
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丼とお皿を重ねての同時調理です。
蒸して作るので、パラパラな炒飯というよりはもっちり仕上がりますし、
餃子は蒸し餃子になるのでプルプルでございますけれど、
セットなのが嬉しくて(笑)。
これはこれでおいしゅうございますが、
鮎美さんみたいに、きっちり火で調理して山で食べるとまた、
格別なんでしょうなぁ。


……と、8巻も満喫いたしましたー♪
まだまだ新しいチャレンジもあったりで
奥深さ、ワクワクを感じつつ。
また、所々での危険なシーンにも注目しながら。
どんなスポーツだったり趣味でも、
気を付けなければならない事って必ずあるでしょうし。
鮎美さんの、危険・危機との付き合い方も気にしつつ、
この先のお話も楽しんでみたいと思います。


私は、趣味で自転車に乗っていたのですけれども、
ある日、前を走る自転車の急ブレーキに対応できず、
突っ込んで転倒……という事故をやってしまい。
幸い、相手にケガだったり、目立った車両の損傷はなく。
私の方はそこそこに擦りむいたり、流血したり、
フレームに傷、のありさまで。
そこから、まともに自転車乗る気分になれなくなってしまったのですよね……。
なんだろうな、危ないことに遭ったあとの
趣味との付き合い方、みたいなのを、
なんとか見つけていかなきゃなんのだろうなぁ、
というコトもぼんやり考えた、
山と食欲と私』8巻なのでございました。

信濃川日出雄先生『山と食欲と私』7巻 新潮社 感想。

Link:くらげバンチ
Link:山と食欲と私 - 信濃川日出雄 / 1話 おにぎり | くらげバンチ

山と食欲と私 7 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私 7 (BUNCH COMICS)

先日、8巻がリリースされた
信濃川日出雄先生『山と食欲と私』でございますが。
……近ごろの恒例? としまして、
7巻の感想を書いておりませんでしたので、先にこちらを。


変わらず山を楽しむ鮎美さんですけれども。
7巻は単独、というよりは交流多め? な印象で。
小屋を建てるのを手伝ったり、合コンちっくなものもあったりで、
ちょっとドキドキも。


お料理系も単純に美味しそうなものもあれば、
ちょいと微妙なものもあって(笑)。
たぶん、失敗も色々ありつつ、おいしいご飯にたどり着くのかな、
なんてことを思ったりもして。


当然のように日常生活もありまして。
周辺も少しずつ変化が。
会社であったり、知り合いであったり。
そんな中でも登山は続けていく……
まったく別、ではないのですけれども、
仕事からちょっと離れたところに趣味をもつ、
っていうのは素敵なんだな、なんて。
私はここのところ、
仕事と趣味のバランスをいまひとつうまく取ることが出来ず。
体調まで崩してしまう始末ですので、
鮎美さんを見習わなきゃなぁ、なんてことも考えたり、ね。


んなことを思いつつ7巻、満喫いたしました。
感想を書くのが遅れただけに何度も読み返しましたけれど、
いやー、面白いんですよね。
日々、新刊を読むのも楽しいのですが、
こんな感じで読み返すのも、ある意味贅沢なのかもなぁ。


……ということで、8巻も楽しみたいと思います!

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