『月刊ドラゴンエイジ』2020年3月号 KADOKAWA/富士見書房 感想 その1。
- 作者:
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2020/02/07
- メディア: 雑誌
表紙を飾っておりますが、
今号はついに完結! な『マケン姫っ!』が一番ですよね。
とりあえず夜中に起き出して電子版で
『マケン姫っ!』の締めを見届けた後、
通勤中に他作品をチェックし、
帰りに書店で付録目当てで紙の方も……、
というスタイルで楽しもう、という、
完全、最終回満喫スタイルでございます。
一応、『ドラゴンエイジピュア』の頃からおつきあいしてきた作品ですので、
感無量もいいところで……。
長いお付き合いでありましたが、
終わってしまう、となると寂しいもので。
まずは、『マケン姫っ!』の本編感想をば。
付録『マケン姫っ!』ポスター&イラスト集については、
無事、紙の方をゲット出来ましたら今宵に感想を書きたいと思います。
売り切れ、なんてことになったら、
枕を濡らすしかないですよね……。
■武田弘光先生『マケン姫っ!-MAKEN-KI!-』第佰弐拾肆話(最終話)
「そして、また春が来る」
ちょっと「おや?」という冒頭の展開。
天日学園にしてはちょっと……と思いながら読みすすめると、
なるほど、な。
主要なメンバーの後日談もしっかりカバーされていて、
懐かしみつつ頁をめくり。
少々、寂しくなったところでの締め、は、
なかなかに味わい深く、よろしゅうございました。
どことなく、ドタバタした感じで終わるのかな?
と思っていたのですが、
後日談を見ながら、それまでを思い出してしみじみする、
そんな塩梅で。
これはこれで余韻を感じられて良いなぁ、などと。
武田弘光先生の最終回特別インタビューも読み応えがあり。
字が小さめで、電子書籍ユーザーにはしんどかったですが(笑)。
『マケン姫っ!』年表を横目に連載のエピソードを読みすすめるのは、
感無量……ですね。連載開始、2007年かよ!! って(笑)。
インタビュー、本編と完結をじっくり噛みしめ、
味わえる、そんな構成でよろしゅうございました。
本当は、この流れで付録のイラスト集を眺めながらしんみり、
なのでしょうけれども、
そこは悲しい電子版、でありまして……
俺、今日の仕事がおわったら、
紙版の『月刊ドラゴンエイジ』3月号、買うんだ……。
ともかく。
武田弘光先生、
長きにわたり、連載おつかれさまでした。
可愛い女の子盛りだくさんでありながらも
激しいアクション満載な本作、楽しませて頂きました。
新たな作品も、気長にお待ちして……
と言いたいところですが、
私のチェックしている本誌上の作品が減っておりますので、
ぜひ、早めのご帰還をお待ちしております!
電気の使用料が減った!
ASUS Chromebox3を購入して期待していたのが省電力化。
結果が出るまでそれなりに時間がかかるものなので
様子を見ていたのですが……
今回の検針結果……見事、タイトル通り減っておりましたー!
昨年と比較してみると……
年月 | H31/02 | R2/02 |
使用日数 | 29 | 28 |
使用量(kWh) | 148 | 125 |
1日平均使用量 | 5.1 | 4.5 |
※暖房は使用していないです。
どんだけWindowsデスクトップ起動しっぱなしだったのよ、
って感じですけれども。
私のところではChromeboxメインに切り替えての省電力効果、
確かにあったようです。
……20年以上使っている冷蔵庫を買い換える方が、
もっと省電力に寄与しそうではあるのですけどね(笑)。
無理しない程度に家電系は新しいものに変えた方が
場合によっては色々快適なのかもな、と思ったことでありました。
矢野としたか先生『おもいがおもいおもいさん』2巻 白泉社 感想。
随分前に購入、読んでいたのですけれども
感想を書いておりませんでしたので再読しました、
矢野としたか先生『おもいがおもいおもいさん』2巻。
憧れていた面井さんに思い切って告白した軽井沢くん。
まさかのOKに喜んだのも束の間、
面井さんの諸々がとにかく重くて……なお話ですが、
2巻になってもその流れは変わらず(笑)。
ただ、大きく変化があったのは、
面井さんに友達ができた? こと。
林間学校で同じ班だった、遠山さんと嶋田さん。
遠山さんは恋に恋する感じ……が故に
誤った認識で面井さんと軽井沢くんを師匠と仰ぎ、
嶋田さんはツッコミ役、という塩梅で。
お話がとても良い感じで回るようになった印象。
嶋田さん、わりとサバサバしていて個人的には好みなのですが、
作中ではあまりモテていない感じなのが不思議ではありますが(笑)。
遠山さんにはそれなりの展開があるんですけどねー。
まぁ、ツッコミの嶋田さんに彼氏ができてしまったら
お話が落ち着いてしまうか……という感じもしつつ。
面井さんと軽井沢くんの間もちょいと進展があり。
海外旅行の話があったり、
ふたりの間に子供(?)ができたり(^_^;)。
重さは相変わらずなのにしっかり受ける軽井沢くん。
基本的には面井さんがが重いのですけど、
終盤には軽井沢くんもおもさを見せたりして……
お似合いのふたりなのかしら、ね。
ということで、2巻でお話に広がりが出てきた
『おもいがおもいおもいさん』!
3巻、4巻、と続く作品になることを祈りつつ、
まずは続巻を待ちたいと思います♪
上田信舟先生『えびがわ町の妖怪カフェ』6巻 白泉社 感想。
- メディア: Kindle版
完結の6巻。
まなちゃんの眩しい笑顔が素晴らしい表紙ですね!
ここまで引っかかっていたところがスッと収まった、というか。
良いおさまり、だったかと思います。
まなちゃんとお母さんの関係がどうなるか……
心配のひとつでしたが、お母さんの理解も得られ。
ちょっとした騒動が契機にはなったものの、
そもそも、まなちゃんが
えびがわ町にやってくることになったキッカケが
お母さんだった筈なので、
ここが落ち着いてひと安心、で。
もうひとつは佐吉さん……おじさんの謎。
自身の告白もあり、
また、関連するエピソードもありまして無事解決、
と言って良いのかしら。
ちょっと暗くなりそうかな? という部分も
ない訳ではなかった気がしますが、
まなちゃんがそのあたりを補填してくれる感じでして。
まなちゃんはえびがわ町と、妖怪たちと出会えて諸々好転し、
佐吉さんはまなちゃんのおかげで時間が動き出して。
とても良いお話でした。
派手な感じはなかったかと思いますが、
描かれる穏やかな土地での日々にはとても癒やされ……。
また、このような作品にであえたら嬉しいな、と思いつつ。
上田信舟先生、連載おつかれさまでした。
新作も楽しみにお待ちしております。
上田信舟先生『えびがわ町の妖怪カフェ』5巻 白泉社 感想。
わくわく、楽しげ、夏祭り! な表紙の
上田信舟先生『えびがわ町の妖怪カフェ』5巻、
読了いたしました。
あたたかさと、
どことない暗さを感じつつ読んでいた作品ですが、
ここにきてほんのり、温かさが増して。
どのエピソードも、
人や妖怪、神さまたちとのふれあいがあり、
まなちゃんの成長も感じられるのがまた素敵。
お気に入りのお話は、やはり夏祭り! ですね。
夏祭りと言っても普通の夏祭りではないのですが……
そこは"妖怪カフェ"たる所以、とでも申しますか。
この作品らしい楽しさ、満喫できました。
お話の全体としては結びに近づいている感は
さすがにございまして。
まなちゃんの願いが叶ったが故の騒動だったり、
あの家族が登場したり……
どのように着地するのか想像もつきませんが、
次巻の展開が楽しみなのは確か、と確信の5巻でありました。
そいえば、夏休みに親戚の家へ来ているのだから、
おやすみ終われば……とはなりますよね。
すっかり忘れていました(笑)。
ということで、引き続き6巻に着手いたします!