石田敦子先生『球場ラヴァーズ』５巻 少年画報社 感想。

球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 05 (ヤングキングコミックス)

本当のシーズンに沿ってスルスルとお話が進んでいくので
楽しくもあり、ちょいと心配だったりもする
『球場ラヴァーズ』５巻。
普通の野球マンガだったのなら、
野球部のマネージャーエピソードで何話でも引っ張れたのでしょうが、
そうはいかないのがこの作品でございまして。


高校はさっくり卒業し、大学へ進学。
プロ野球は次のシーズンへ！！
というね。


今回の表紙は我等が基町姉さんでございまして。
かわええのぅ……。
基町姉さん主役なエピソードも収録されており、
姉さんファンにはたまらない５巻となっております。


ドラフトまわりのお話も、
なるほどなー……と、ちょっと切なくもなりつつ。
本当、プロ野球を観るたのしみ、醍醐味を伝えてくれる、
希なコミックスであることを痛感。


ベイスターズファンの私としては、
横浜ネタが少し入っていたのも嬉しかった（笑）。


落ち込みながらも前へ進む石田節全開！
なのは相変わらずなのでございますが、
ひとつのことへ向かう気持ち、というか、
何だかんだ、前へ……という、
各ヒロインの姿が毎度、胸を打つのですよね。


６巻もたのしみです。

球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 05 (ヤングキングコミックス)