シギサワカヤ先生『ヴァーチャル・レッド』2巻 白泉社 感想。
- 作者: シギサワカヤ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2012/12/28
- メディア: コミック
- 購入: 7人 クリック: 49回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
シギサワカヤ先生の新刊、です。
厳しい展開になってきました。
もちろん、こんな流れは日常生活にはないにしても、
藤井の抱く感情に近いモノって、
わりと普段の日々の中に埋もれているような気がしながら、
例によってゾクゾク、背筋の凍る思いで読み進めました。
なんというか、怪談みたいな、というか、
恋愛ものも一線越えるとこの世のモノじゃない感じがするなぁ、なんて。
そんな恐ろしさ、狂気、でしょうか。
ヒロインは相変わらず無邪気な風でもありながら妖艶。
題材が題材なだけにエッチシーンも多めとなっているものの、
どこかしら感じられる重さが故、エロさは感じられず。
儚さ、空しさ、寂しさが色濃く、なかなかの読後感かと思います。
衝撃の展開もあり、
これ、どうするの……と思いながら
3巻を楽しみに……の前に、
1巻から読み直して話の流れを整理しようか(^^;)。
ぢつは、途中で織り込まれた夢の話などで
ちょいと混乱してるんですよね……。
このあたりハッキリ整理しないと、
次巻をキッチリ楽しめない(苦しめない)予感が!!
とりあえず、精神的恋愛M気質(何?)の強い男性には
文句なしオススメできるのでは、
という『ヴァーチャル・レッド』となってまいりました。
- 作者: シギサワカヤ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2012/08/31
- メディア: コミック
- 購入: 16人 クリック: 311回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
- 作者: シギサワカヤ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2012/12/28
- メディア: コミック
- 購入: 7人 クリック: 49回
- この商品を含むブログ (12件) を見る