感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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シギサワカヤ先生『ヴァーチャル・レッド』2巻 白泉社 感想。

ヴァーチャル・レッド 2

ヴァーチャル・レッド 2

キツイところを突いてくる恋愛コミックスでおなじみ、
シギサワカヤ先生の新刊、です。


厳しい展開になってきました。
もちろん、こんな流れは日常生活にはないにしても、
藤井の抱く感情に近いモノって、
わりと普段の日々の中に埋もれているような気がしながら、
例によってゾクゾク、背筋の凍る思いで読み進めました。


なんというか、怪談みたいな、というか、
恋愛ものも一線越えるとこの世のモノじゃない感じがするなぁ、なんて。
そんな恐ろしさ、狂気、でしょうか。


ヒロインは相変わらず無邪気な風でもありながら妖艶。
題材が題材なだけにエッチシーンも多めとなっているものの、
どこかしら感じられる重さが故、エロさは感じられず。
儚さ、空しさ、寂しさが色濃く、なかなかの読後感かと思います。


衝撃の展開もあり、
これ、どうするの……と思いながら
3巻を楽しみに……の前に、
1巻から読み直して話の流れを整理しようか(^^;)。
ぢつは、途中で織り込まれた夢の話などで
ちょいと混乱してるんですよね……。
このあたりハッキリ整理しないと、
次巻をキッチリ楽しめない(苦しめない)予感が!!


とりあえず、精神的恋愛M気質(何?)の強い男性には
文句なしオススメできるのでは、
という『ヴァーチャル・レッド』となってまいりました。
ヴァーチャル・レッド 1

ヴァーチャル・レッド 1

ヴァーチャル・レッド 2

ヴァーチャル・レッド 2

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