谷川史子先生『きもち満月|くじら日和』集英社文庫 感想。
- 作者: 谷川史子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1991/11
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
- 作者: 谷川史子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1993/05
- メディア: 新書
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
思い切って読んでみました。
……ふと、谷川史子先生作品の話題になり、
『きもち満月』と『くじら日和』の話が出てきたので、
折角だからこの機会に、と。
ちょっと、りぼん掲載作品は、
中年男性が初見で読むにはしんどいかな、と、
なんとなくスルーしていたのでしたが、
読んでみるとなかなか……だったので、
今後しばらくは谷川史子先生文庫化作品まつりになりそうです(笑)。
『きもち満月』
豆腐を額にあてると怪力になる女の子のお話。
ちょっと無茶な展開にも思えましたけれど、
これはこれで良いかな……と。
先生まわりのお話とか。
こういうSFっぽい設定がない谷川先生作品の方が、
やっぱり私は好きかなぁ?
『くじら日和』
一つ屋根の下系?
あこがれの人と同じアパートに住むこととなり、
色々……という。
男性向け作品で近いシチュエーションのものは
よく見かけるのですけれども、
女性向けでこの手の展開は久しぶりに見たかも。
悩んだ末に出す答えも、悪くなかったかと思います。
こういう気持ちの揺れ、いいですよね……。