林家志弦先生『思春期生命体ベガ』白泉社 感想。

Link:楽園 | 白泉社

思春期生命体ベガ ドラマCD付特装版 ([特装版コミック])

思春期生命体ベガ

白泉社の恋愛系コミック誌『楽園』にて掲載されていた
林家志弦先生の『思春期生命体ベガ』単行本が先日、発売されまして。
といっても、CD付きが先行発売で、
通常版？　が6月29日発売、という、
ちょっと変則的な感じで。


例によって、と言いますが、
本作、連載中はノーマークで、
今回の単行本にて初めてチェック……
SF青春百合ラブコメ？　な、色々盛り込んだ作品になっておりまして、
大変楽しめたのでした。
ヒロイン？　のベガ子嬢が変身して怪獣と戦う、という、
特撮パロディっぽい展開に、
キスをしなければエネルギー欠乏に……という無茶な設定(笑)。
主人公？　のありさも明るく、豪快に立ち回り、
ベガ子との親交を深めていきまして。
なんとも爽やかな百合（？）でございました。
これなら、百合が苦手な方でもすっきり楽しめるかもしれません。


特装版はちょっと変わったつくり、です。
ちょっとコンビニコミックスに近いですが
さすがは楽園系コミックス、と思える感じで。
ただ……これだと通常版がどういう表紙、紙質で来るのか気になって、
そちらも買ってしまいそうです(笑)。


付属のドラマCDの方はまだ聴いていません。
のんびり楽しみたいと思います♪


わりと息詰まる百合を読むケースが多かっただけに、
今作はSFに見せかけてのスッキリ青春百合、
よろしゅうございました。
こういう作品にも、もっと出会いたいところです。