わだぺん。先生『東京自転車少女』4巻 泰文堂 感想。
- 作者: わだぺん
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2013/07/12
- メディア: コミック
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今回は、どちらかというと次巻へのフリ、的な印象が大きいです。
お話が前進するよりも、キャラクターの掘り下げだったり、
新登場だったり。
ということで、見どころは加藤さんの心の動きと、
新キャラクター"雪月花きらら"の登場、ですね。
我らがクールなヒロイン加藤さんな訳ですが、
いるからとのふれあいで少しずつ変化が見られておりました。
溶け込めるようになってきた、というか、何というか。
今回の前半は、いるかと加藤さんのポタリング。
自転車でのんびり街中を走ることでの発見。
この作品のみどころのひとつ、ではあるのですけれども。
いるかが素直、というか、純粋、といいますか、
本当、色々と街の面白いところ、目新しいところに気が付いて、
どんどん世界を広げていって……
加藤さんは、いるかに引っ張りまわされながらも、
ちょっと視点が変わってくる、という。
良い流れでしたし、加藤さんが何となく、
いるかに惹かれているのもわかるかな、と。
少々、手のかかる女の子、なのは間違いないのですけど(笑)。
加藤さんといるかの距離が近づいたところで、
後半戦は、今後加藤さんの天敵になるのでしょうか?
新キャラクター雪月花きらら、の登場。
なんだかんだで突っ込んでいっては手を引いてくれる、
そんないるかに依存し始めているように見えた加藤さんですが、
雪月花きらら、いるか達に静かに接近しまして、
うまく仲良くなり始めて……
というところで次巻へ、と(^^;)。
明確な敵対キャラ、のようにも見えますが、
なんだか溶け込んでレギュラーになりそうな雰囲気も。
特性上、見た目可愛いですし、自然に下ネタが織り込まれているのも
ポイント高いです(笑)。
加藤さんが追い込まれ気味なのが気にはかかりますけれど、
いるかの天然、部長の気配りで乗り切れるか。
あとは雪月花きららとの関係は?
わくわくしながらの次、となりそうです。