感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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DVD『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』Vol.7〜Vol.8 感想。

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まぎらわしいタイミングでの感想アップとなりました。
Web公開の第2期終盤については後日、
堪能の上、諸々書きたいな、と。


んでもって、
ついにラスト……ですね。
しかも、True Routeということで、楽しみな展開ではありました。
観てみた結論としては、
第2期観る前に観ておけばもっと楽しめたのに! というところと、
後に観たからこそ、キャラクターの気持ちを想像することが出来て、
より楽しめたかも? という微妙な気持ちが入りまじり……。
ともかく、よく、丁寧に作られていて見どころ満載、
飽きることなく見られたのは凄いな、とおもったことでした。


では、ざっと本編の感想をば。

第12.5話「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない TRUE ROUTE」

タイトルからも推察できる通り、
第12話のもうひとつのパターン……ということですね。
ちょっと意外なつくりでビックリしましたが、
桐乃の好きなエロゲー/ギャルゲー仕立て、と思うと
なんだか納得できるような。


Aパートの、最後の人生相談、
として京介がエロゲーを買に行かされるまでの展開は
通常の12話と一緒。
Bパートから流れが変わる、という趣向で、
普通のアニメとすると面白い演出だな、と思ったことでした。
第12話をみたとき、唐突に選択肢が出ていて「アレ?」という感じでしたが、
これで納得。
最初、エロゲー購入シーンにて
さりげなく登場していた痛チャリの兄さんも活躍しましたし(^^;)。
帰宅後のスカ○ロゲーエピソードは吹き出しましたが(笑)。
第12話では桐乃のアルバムを観たところ、
京介が観ない選択をする、というので分岐するのはなるほど、と。
桐乃の過去に、想い出に踏み込む勇気、というか、
覚悟、というか、自覚? がこのときはなかったのかもなー、と、
ラストに至る色々を見ながら思いついた次第。


逆に第12話で桐乃とアルバムを観る流れの京介は、
そのあたりに完全に無頓着なのか、
桐乃の立ち位置? 自分の中でのポジショニングが明確で、
ある程度覚悟が出来ていたから観るのを選んだのかな? なんて。


アルバムを一緒にみないコトになった兄妹。
想い出話をし、ふっきれた桐乃は京介には告げずに
米国留学……と。
第2期につながるのはこちらのルート、ということですね。


んでラスト。
確かに黒猫の京介の呼び方、変わった。
「先輩」に。なるほどねー。

第13話「俺の後輩がこんなに腐っているわけがない」

タイトル的に黒猫? と思ったら違いました(笑)。
確かに黒猫が主軸、だったとは思うのですが、
そう思わせておいて、腐っているのは……という流れは、
素晴らしかったかと。


沙織さんの友達として相談してくれなかったのは……
と悔しがるシーンも良かったですなぁ。
第2期で明かされる沙織さんの生い立ち? まわりもわかると、
さらにグッとくる場面。


……前回に借りた自転車、返してなかったんかい、
京介……というのでも噴きましたが(;'∀')。
ま、確かに住所とか聞いてなかったし、当然っちゃそうなんですけど。
しかし、うまいことお話をつないで、
自転車の持ち主→ゲーム研究会部長、というカタチにもっていったなぁ、
と思ったのでした。


しきりに構う京介にブチ切れる黒猫も印象的でした。
「あなたがわたしに構うのは、
 今まで世話を焼いていた妹がいなくなったからよ!!」
確かに……とは思ったけれど、
それだけではない、なにか微妙な感情も入り混じってるよね……。


前回ちら、と出ていた、京介友人の赤城くん妹が
大活躍したのには驚いた……
ちょっと話の上で出ていただけ、とはいえ、
さすがにここまでの腐女子とは。
あと、わりとスタイルいいのね……。
なんだかんだ、掻き回してくれるキャラの予感を感じつつ。


終盤の、
京介が黒猫に謝る場面はとても良かったし、
黒猫が今後を決めるところでもあったのかなぁ、などと思ったのでした。

第14話「俺の後輩がこんなに可愛いわけがない」

ゲーム研究会に入ることになり、
ゲーム制作に……となった訳ですが、
赤城妹と組むことになった黒猫は、なかなか仲良く進めることが出来ず。
プレゼンでは企画を赤城妹と争い、勝ち抜いてはみせたものの、
いざ製作、となると京介とふたりの作業となってしまい、
バグのある仕上がりとなってしまい……。


ここで、思い切って赤城妹に頭を下げ、協力をもとめる黒猫。
良かったですね、これは。
ちゃんと相手を立てて、御免なさい、と言えるのは、
本当に難しいですし、プライドもあるし、
正直、年齢を重ねればかさねるほど言えなくなることだから。
喧嘩した相手に、ちゃんと頭を下げて謝れる、
黒猫は成長したんだなぁ、と。


もちろん、
「オナニー作品がつまらないと言うのなら、
 超すごいオナニーを見せつけてやるだけのことよ!」
と言い切る黒猫さんにも震えましたけど(笑)。


「好きよ。あなたの妹があなたを好きなくらいには……」
というセリフにもぞくり


終盤は黒猫さんメインなんですね。
って、第2期の頭をみると納得、ですけれども。

第15話「俺の妹がこれで最終回なわけがない」

桐乃の初めての? ピンチ。
なんだ、これ? というメールが桐乃から……
桐乃の留学からほとんど桐乃の姿は見えず、
京介の日常が描かれてきた、最後で、桐乃からのメッセージ、
というのが、なかなか響きます。


んで、煩悶してしまう京介を後押しするのが
黒猫……という。
本当、桐乃も京介も好きなんだろうなぁ、黒猫……。


あやせも、さすがは桐乃の親友を自認するだけあって、
さすがの振舞いを……でも、
やっぱり第2期ほどのポジショニングではないかな、
と思ったりも。
可愛いんだけどなー。


アメリカまで桐乃に会いに行く、というのは
かなりの超展開に思えたけれども、
桐乃に、「桐乃がいないとさびしい」という京介をみて、
これはこれで良かったのかな、と……まぁ、甘いんでしょうけど。


もちろん、空港へ向かいにきている黒猫の
「お帰りなさい」も沁みましたわ。
桐乃と、京介へのことば、なのでしょうけれど。


終わり方としては、確かに最終回なわけがない、
といいう、先を匂わせるカタチの終わりではありましたが、
桐乃の気質だったり、キャラクターをきっちり立てたお話、
満喫できました。
キャラクターのデザインも勿論○、だったのは言うまでもないですが、
やはり、お話の回し方が上手いんでしょう。


第2期の終盤のお話のWeb配信が今日から始まっているようですので、
ちょっとTVの方の録画おわりあたりを復習してから、
そちら、楽しんでみたいと思います。
……原作もちょいと追ってみたくなり始めました……。

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