影崎由那先生『おにいちゃん★コントロール』５巻 双葉社 感想。

おにいちゃん★コントロール(5) (アクションコミックス(コミックハイ!))

思った以上に綺麗におさまったかしら……というのが感想でしょうか。


４巻にて強敵の踊を味方？　に引き込んだ妹・乃亜は、
今度は兄を連れ去ることを画策する訳ですが……。


変態っぷりは相変わらずなのですが、
そもそも、乃亜が兄・豪志に想いを寄せることになったキッカケが
思いの外……などというと失礼なのですけれど
マトモで、なるほど……と納得してみたり、
兄の妹への気持ちの整理もある程度、ついたりと、
豪志の拉致？　に及んで周りを巻き込んだ騒ぎになっているのにも関わらず、
わりと落ち着いた感じで読み進めることが出来ました。
……いや、これまでのインパクトが凄かったから、
なんでしょうけどね……。


あ……最後のヒトコマ、すごく良かったです(笑)。


とはいえ、電車の中ではなかなか読むのが難しい作品です。
開いて数ページで断念しました(笑)。
そのあたり、ブレてない作品ですね(^^;。


もうちょっと変態（つええやつ）とのバトル、
楽しみたかったのですが、
これ以上踏み込むと大変な予感もしますし、
丁度良い幕引きだったのかしら、という気もしながら。
お気に入りの作品が終わってしまうのは、
やっぱり寂しいですけどね。


ともかく、作品は完結、ということで。
影崎先生、連載おつかれさまでした。
新作、楽しみにしております。
『たまにゃん』も今後に期待！

たまにゃん (2) (ドラゴンコミックスエイジ)