『楽園 Le Paradis』第15号 白泉社 感想。
Link:楽園 | 白泉社
読み応え満点、ですね。
チェックする作品山盛りで目移りしてしまうくらいで。
少々高めのお値段ではありますが、
恋愛モノが好きな方なら満足できる誌面となっております。
第15号発売にあわせ、第4号の電子書籍版が
期間限定の無料配信開始。
軸の連載陣は変わらないので、
『楽園』が気になる、という方はこちらから入ってみるのも
手かもしれません。
- 作者: 楽園編集部
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2014/06/30
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (2件) を見る
水谷フーカ先生『14歳の恋』第22話
おとなっぽい吉川くんの苦手が発覚!
で、そこに付け込む志木さん、なのですが……。
変にじたばたせず、
堂々と対応するのがさすがの吉川くんなのですけれども、
そんな色々にヤキモチ? モードな彼方がまた、可愛い♪
恋愛絡みで噂になっちゃうのも14歳の頃っぽくて
懐かしく感じたのでございました。
西UKO先生『コレクターズ』
単行本もあるからか、ページ数少な目。
でも、いつもの『コレクターズ』です。
図書館本ネタに噴いた(笑)。
- 作者: 西 UKO
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2014/07/31
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (5件) を見る
ハルミチヒロ『シャンプーリンスコンディショナー』
主人公の中年男性の気持ちが痛いほどわかるですわ……
ぐぬぬ……。
なので、ヒロイン名取あやちゃんが可愛すぎて(^^;)。
あー、こんな娘、理想だよなぁ、などと遠い目になりつつ
楽しんだことでした。
ほんと、中年の夢、でございます。
って、単に私の好みか。
シギサワカヤ先生『お前は俺を殺す気か』第8話
あの芝さんが双子を引き連れて温泉宿へ……て、
もう既に色々起こりそうな予感がしますけれども。
しかし、なんだ。
同じく鉄道が出てきても、中村明日美子先生作品と違って、
殺人事件が起こりそうな雰囲気があるのは何なんだ……。
ふたり、それぞれの魅力がみえたりだったり、
芝さんの心の整理もちょっとついた感じが見えたり、
少しは関係、進んだのかな……と思ってのラストがアレで、
なんともかんとも、なのでありました。
- 作者: シギサワカヤ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2014/03/26
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (10件) を見る
沙村広明先生『道連道』
わりと深刻な滑り出しのお話なのですが、
そこから笑いに引っ張っていくのが凄い(笑)。
不謹慎だなー、と思いつつ、笑って読みました(^^;)。
さすがですのぅ。
- 作者: 沙村広明
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2014/03/26
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (38件) を見る
竹宮ジン先生『想いの欠片』Last piece
最終話、です。
自己完結で終わるの? とヒヤリとしましたが
上手い着地点へ。
なるほど……読後感の良い恋、でした。
蒼樹うめ先生『微熱空間』第2話
連れ子同士の難しさ。
今回はちょっとした喧嘩と、そこからの和解。
ケンカのキッカケもほんの少しのすれ違い。
仲直りもふとしたコトで。
家族への一歩、ですね。
そこから先へは……進むのかな?
今後の距離感が楽しみでございます。
木尾士目先生『Spotted Flower』第12話
珍しく? 誘惑されるダンナさまなのですが、
そこは流石でさらりとながして……
それよりも、女性はやっぱり強いのね、
などと最後のシーンで思ったことでした。
うむむ。余裕、ありますのぅ。
- 作者: 木尾士目
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2014/04/25
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (32件) を見る
二宮ひかる先生『スイカ』
業が深い……とでも言いましょうか。
『スイカ』の印象が、変わってしまったかも。
なるほど、そういう感じもあるかもね、と。
夏の風物詩で、しゃくしゃく、
さっぱり、さわやかな印象もある訳ですけれども。
何か、引っかかりのある読後は、
流石な感じでございました。
中村明日美子先生『秋に色づくほほの君2』
小旅行にお出かけな小平くんとアコちゃん、
小平くん兄と大鷲さん、なのは前回から引き続き。
今回は鉄道、乗りまくりで。
詳しい人は一層、楽しめそうな。
さすがは『鉄道少女漫画』スピンオフ作品。
小平くんとアコちゃんの関係も、
自然と近づいた感がありまして、微笑ましい。
正面きって付き合っている訳じゃないのですけど、
なんとなく縮まっている、そんな感じがね。
小平くん兄もほんわか、いい味出して
サポートしているのがイイな、と。
ゆっくり、安心して見ていられるシリーズになってきたなぁ。
志摩時緒先生『あまあま』第21話・第22話
高梨くんが微妙に目覚めそうになった前回でしたが、
そのあたりを整理する話?
なんだか、色々な感情が入り乱れて、
恋なのか友情なのか、ごっちゃになってきているのね……
いや、本人の自覚がないだけ、なのかもだけど(笑)。
あと、335頁からの女性陣の会話は、
なんだか男の子よりも一歩先、の感情の話で、
さすがだなぁ、と思ったことでした。
ちゃんとこのあたりに踏み込んでくれるのが、
この作品の良さよね、と思うのでした。
犬上すくね先生『アパルトめいと』第8話
やっと二人が心情的にも接近して、
なんとか付き合っているような形にも
見えなくも……と思いきや、嵐の予感を感じさせる
ラストシーン。どうなるのかしら。
仙石寛子先生『君が僕に恋を』第2話
なんだかせつない、実らない恋の話に……
その中で、このフリーダムな押しかけ娘さんが
どのような役割を果たすのか、楽しみな展開になってきました。
- 作者: 仙石寛子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2014/01/31
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (13件) を見る
かずまこを先生『ダーリング』最終話
年末年始、ということで? 気持ちの総括。
不安もありながら、どうしようもなく大好きで、
って、こういうの……いいなぁ。
してみたいな……嗚呼。
などと……シリーズ的に、まだ続いてほしいです。
ほんと、この作品を読むと
自分の歳も忘れて、恋愛してみたいよね、などと
思ってしまうのよね。すごく力のある作品だなぁ。