伏見つかさ先生『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』２巻 アスキー・メディアワークス 感想。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(2)<俺の妹がこんなに可愛いわけがない> (電撃文庫)

あやせが本領発揮、の２巻。
楽しゅうございました。


１巻は本当、助走で、大きく動き出した感じ？
幼なじみ麻奈実のエピソードだったり、沙織、黒猫とのコミケ初参戦。
そして、暴走あやせさん……ギュッと濃縮されているのが素敵、です。


２巻で一番お気に入りのお話は、
やっぱり、あやせさん絡み、ですね。
だんだんと頑なになっていく様が、怖くもあり、可愛くもあり、で。
創作だから楽しめるのであって、
マジであやせさんみたいな人と対峙したら、
すんごい困るんでしょうけどね(^^;)。


京介氏はほんと、我慢強いです。
ストレスフルなのに……それだけに、麻奈実の普通、の存在が
支えになるのかしら。
桐乃たちに振り回されつつも、
それを楽しんでいそうな雰囲気も見え隠れ、
だったりもしますが(笑)。
いつの間にか、桐乃関連で沙織、黒猫、あやせさんとも
知り合いになっている訳ですし。


アニメで一応の流れは知っているとはいえ、
原作も悪くないですね。
自分のペースで、好きなときに楽しめるのは○、です。
当面は『俺妹』、読み進めるのが楽しみな日々が続きそうです。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉 (電撃文庫)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(2)<俺の妹がこんなに可愛いわけがない> (電撃文庫)