志村志保子先生『女の子の食卓』1-7巻 集英社 感想。
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- 作者: 志村志保子
- 出版社/メーカー: 集英社
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- メディア: コミック
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女の子の食卓 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)
- 作者: 志村志保子
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タイトルでは"食卓"となっていますが、
食卓に限らず、お菓子だったり、単品のお料理だったりと、
食べ物に関わるエピソードの詰まった短編集です。
どこから読んでも大丈夫なのはイイですね。
明るいお話、というよりは、
どこか心にひっかっかるお話がメイン。
別れた彼氏の話、だったり、幼なじみの話、だったり。
恋愛あり、家族関係あり、将来への不安あり……
誰にでもありそうな日常のエピソードと、
忘れられない味が紐づいて……。
なので、美味しい、で終わるだけではなくて、
二度と食べない、というおわり方もありまして。
若干、好みが分かれるところかもしれません。
私は大好きですけれども。
読み進めつつ、自分の忘れられない食事だったり、
食べ物って何だろうな? と思い返してみると、
実家を出る前夜に家族で食べに行ったお寿司、とか、
祖母のおはぎ、実家の枝豆、鮭のくんせい……
とかかしら。
ロッテのチョコパイも思い出の味。
夜、勉強の合間にコーヒーとチョコパイ1個で一息いれて、
もう一頑張りして寝る、とか。
恋愛エピソードがまったくないのが、
私のさびしいところですね(笑)。
というように、自分の思い出などもイメージしながらだと、
また、面白く読めるかもしれないかな、と。
そいえば、この作品との出会いは、
ふと、Twitterで……確か、
石田敦子先生のTweetでタイトルをみかけたのがキッカケで。
いつか読もう! と思っていたのがようやく実現したのでした。
正直、そのTweetがなければこの作品には出会えていなかった訳で。
こういう偶然、たまたま見かけて興味惹かれて、
って良いですよね。