糸杉柾宏『うわこい』6巻 少年画報社 感想。
ついに最終巻、です。
どういうラストを迎えるのか、
とても気になっていましたが……なるほど……という。
以下、ネタバレを含みますが……。
レナの未来に関しては、それほど悪くない印象を持ちました。
むしろ、少し幸せそうな感じも。
そこにユキテルがいない、という問題はありますけれど。
お話としては、朝霧エリスが持っていってしまった感じで。
一気に壊してしまう……というか。
若干、唐突な感じは受けたものの、
こういうものなのかも……というようにも思ったり。
ユキテルくんのたどり着く結末は、
仕方ないかな、と。
ただ、最後のさいごでレナと一緒になったのは、
せめてもの救いなのかもしれないですね。
ユノがさらりと退場してしまった感があるのは
少々残念で。
もっと終盤にも絡んでくるのかな?
と、思っていましたが……。
……ともかく。
子どもを抱き上げるレナの姿に救われた。
そんなラストでした。
そのあと、ぞくり、とさせられたのは
さすがでしたけれど(笑)。
『うわこい』、面白かったです。
糸杉柾宏先生の次回作にも期待!