Kindle Voyageファーストインプレッション。
Kindle Voyage Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダー
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2014/11/04
- メディア: エレクトロニクス
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1日ほど弄ったのでファーストインプレッションです。
悪くないのですが、Kindle Paperwhiteと比較した場合、
差額分の価値があるのか、と言われると少々微妙かも……といったところでしょうか。
■手に取った感じ。
Kindle Paperwhiteも十分に軽かったのですが、Voyageはさらに上をいく軽さ。
持ちやすさも、個人的にはPaperwhiteよりも上かもしれません。
ベゼルと電子ペーパー部分の段差がなくなり、
表面がフラットになったことで見た目もシャープになった印象。
黒い枠も高級感があって○。
Voyageで復活のページめくりボタンは、
全体のデザインを崩さないような形で配置されています。
背面はこれまでの丸みを帯びたつくりとは若干異なり、
Fire系端末のようになっていまして。
好みはわかれそうですが、個人的には好きな部類、です。
■動作速度は?
CPUは変わらない、という情報を小耳にはさんでいたので
期待はそれほどしていなかったのですが、
若干、速くなっているような? ほんの少しですが。
搭載されている電子ペーパーの差で、
画面書き換えが若干速く……とか、そういうことなのかもしれません。
誤差の範囲、ですね。
■画面は?
Paperwhiteに比べ、
Voyageは解像度が212ppiから300ppiにグレードアップしたのが特徴のひとつ。
Link:「ppi」とは? - いまさら聞けないスマートフォン用語|マイナビニュース
これまでも十分に美しい表示だとは思っていました。
しかし、Voyageはさらにクッキリした表示にグレードアップ。
白黒の区切りがより、明確になった、というか。
コミックスについては、小さいルビを判別しやすくなっていたり、
パネルビュー(4分割表示?)のぼやけが緩和されていたりと、
一層、読みやすくなったかと思います。
■ページめくりボタン。
追加になったページめくりボタン。
設定>読書オプション>ページめくりボタン
から、
ページめくりボタンのオン・オフ、
ボタン押下時の振動の強さ(オフ・弱・中・強)、
ボタンを押す強さ(弱・中・強)、
をそれぞれ設定可能となっています
個人的には振動機能については電池の持ちに影響しそうなこともあり、
設定できなかったら……と不安に思っていただけに、
これだけの選択肢を用意してくれたのは嬉しいところで。
使ってみた印象は悪くないです。
Kindleを持つ際に指を置く場所に配置されているだけに、
誤動作があるのでは? などと懸念していたものの、
前述の設定もあってか、意図しないページめくりが発生することはなく。
使い込むうちにさらによくなるかもしれません。
ただ、必須の機能ではないんですよね……
私もKindle keyboardからPaperwhiteに乗り換えた際、
最初はページめくりボタンがないことに違和感をおぼえたのですが、
慣れるにしたがい、ベゼルと画面の段差を利用して、
ボタンのようにページめくりをするようになりまして……。
あったら使うけれど、無くてもこまらない機能、ですね。
■注意点?
毎度のごとく、購入直後に保護シートを貼りつけた訳です。
【Kindle Voyage 保護フィルム】 BUFFALO 気泡ができにくい 反射防止フィルム 2枚入り
- 出版社/メーカー: Buffalo
- 発売日: 2014/11/04
- メディア: 付属品
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私にしては珍しく綺麗に貼れまして大満足で。
ただ、気になるところが……右下の丸い穴は???
気泡を逃がす穴なのかしら? とりあえず貼りつけ成功したし、
まぁいいか、とVoyageの運用を開始。
ふと、本体左上になにやら丸いセンサーがあることに気づき……
明るさの自動調整機能もあるし、それの……
ん? 右下の穴って、もしや!!
Amazonのカスタマーレビューにもあがっていますが、
逆向きに貼りつけてしまいました。
ただ、逆もなにも、
保護シートの説明書には向きについての記載はありませんでしたし、
穴についても言及されておらず……
今後購入される方は注意した方が良いかと思います。
感光のセンサーを透明のシートで覆っても、
そこまで問題はないかしら、ということで、
そのまま使っていますけれど、やっぱりどこか、
残念な感じです。
■Paperwhiteよりも1万円多く払う価値は?
ちょっと微妙かな……と思います。
私としては毎日つかうものですので、
少しでも良いものを、との思いで購入しました。
ですが、最初の電子書籍端末として検討されている方がいたとして、
積極的にオススメできるかというと……お値段、高いんですよね。
既存のPaperwhiteユーザーさんは、
できればビックカメラ等で実機を触ってみてから購入を決めた方が
間違いがないかもしれません。
飛び抜けた進化はしていないので。
確実に良くはなっていますけれど……
せめて、メモリの増量などがあれば、話は違ってきたんだろうなぁ……。
個人的には満足しています。
しかしながら、
プレミアムな端末であることは間違いないものの、
実用性としてはPaperwhiteで十分、というのが正直な今の感想ではあります。
Kindle Voyage Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダー
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2014/11/04
- メディア: エレクトロニクス
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Kindle Paperwhite (第6世代) Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2014/10/04
- メディア: エレクトロニクス
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