おおひなたごう先生『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』4巻 KADOKAWA / エンターブレイン 感想。
Link:NHKアニメワールド 目玉焼きの黄身 いつつぶす?
- 作者: おおひなたごう
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/01/24
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目玉焼きの黄身 いつつぶす? 4<目玉焼きの黄身 いつつぶす?> (ビームコミックス)
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二郎とみふゆが別れ、それぞれ歩み始めての4巻。
まずは「焼肉で白メシ 食べる?」問題に決着。
個人的にはご飯を食べたい気持ちがあるものの、
わりと野菜が楽しみだったりもしますが……
とは言っても、私、焼肉経験はほとんどないのですよね。
何故か? 地元は焼肉=ジンギスカンだったからです(^^;)。
それだけに、ホルモン系の話は興味深かったかしら。
お話的には二郎と近藤の友情、というか、
男と男の関係が熱いな! と。
「炒飯 どうやってすくう?」問題。
これ、ほとんど意識していませんでしたが確かに……と。
どのような容器に入ってくるか、も重要ですけどねー。
「かき氷のシロップ いつかける?」問題は、
刃の話は興味深く。
私は先にシロップいれて、フィニッシュにもかける、
2度がけ派ですなー。
一人暮らしに入ってからはまったくやっていないけれど……。
「もしかして 食に興味ない?」
……これはなかなかに鋭い、というか。
確かにひとりで食べるメシって、
こだわりはだんだん無くなってきて……
変に共感してしまいました。
食に向かう姿勢も"食べ方"ですもんね。
食を通じて、二郎とみふゆが少しずつ仲直りしそうな空気も感じられ、
ふたりの関係性も気になる展開に。
二郎も成長した感じですしね。
巻末のアニメ版を絡めての
「ラレコ×おおひなたごう 特別対談」も
なかなかに面白かったです。
アニメも観て読むと、さらに楽しめそうな内容ですけれども。
今回はどことなく、食の背景、というか。
それぞれの人の食べ方には無意識にしても
背景・考え方があったりするのね、と。
そういうコトを考えたのでありました。
あまり人の食べ方を観察するのは行儀の良いことではなさそうですが、
話のネタにはおもしろいのかな、と思ったり。
色々、広がりそうですしね。
ということで、次巻も楽しみにしつつ。
予告の寿司が気になる(笑)。