沙村広明先生『おひっこし』講談社 感想。
- 作者: 沙村広明
- 出版社/メーカー: 講談社
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以前、講談社作品が少し安かったときに。
『幻想ギネコクラシー』、『春風のスネグラチカ』と
沙村広明先生作品を読み進めまして、今回は『おひっこし』。
『無限の住人』も読んでみたいですが、
今からはなかなか……ともかく。
収録作品、さらりと感想です。
■おひっこし
大学生の恋……ラブコメですかね?
なんというか、学生時代の空気感を思い出す、というか。
変に緊張してしまったりね。
若さに乾杯! なお話。
イタリア人エピソードの突き抜けた展開は、
どこかしら『幻想ギネコクラシー』に通じるものも感じ。
こういうノリ、好きだなぁ、と。
ラストの展開は、
ほんと、こういうことをできたら……という憧れそのもので。
なかなか思い切れない自分のもどかしさ、
を顧みたのでした。
やっぱり、押さなきゃダメなんですかねー。
私、引いちゃうほうだからなぁ。
■少女漫画家無宿 涙のランチョン日記
少女漫画家さんのお話……でイメージする内容とは
まったく違いました(笑)。
破天荒も良いところで。
想像もできない先が楽しみになりつつ読み進めまして。
こういう作品、もっと読みたいなぁ……。
■みどろヶ池に修羅を見た
取材記みたいな感じ? と、読んでいくうち、
アレ? という。
シンプルですが、わりと好きな作品だったり。