感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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渡航先生『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』10.5巻 感想。

Link:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。::小学館::ガガガ文庫
Link:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 公式ホームページ|TBSテレビ

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5 (ガガガ文庫)

第2期アニメはこの春から!
というところでの『俺ガイル』10.5巻リリース。
アニメにも参戦する一色いろは、いろはすの表紙が素敵でございます。
Kindle版にて。


短編集ながら、充実の内容でして。
収録の各お話では主軸のキャラクターが活きいきとしており。
何気に感じていた影もなく、
素直に楽しめる番外編? 的な読後感でした。


とは言っても、基本、どの話にも絡んでくるのが
表紙を飾る一色いろは。
ヒッキーの目にはあざとさ、したたかさが押し出されつつも、
どうにも可愛く映るのは仕方ないところですよね。
うん。


最初の短編は材木座義輝の進路相談、ですかね。
奉仕部の面々+いろはすが、
直球勝負で対戦する感じで。
材木座はもちろんですが、ヒッキー、ゆきのん、ガハマさん、
いろはす、それぞれのリアクションが面白くて。
場面の転換が大きくあったりとかはしないのですが、
材木座の熱さに対する、奉仕部の冷静さがなんとも楽しく。


次のお話はいろはすとデートな八幡。
いろはすに踊らされている感もありつつ、
なんだかんだで可愛い後輩なので許してしまう。
そんな八幡のポジションが羨ましく思えたのでした。
いろはす、罪作りよね。


最後? は、いろはすの持ち込んだ生徒会作? の
フリーペーパー編集話。
メインはヒッキーで。
色々引き受けつつ、そつなくこなしていくうち、
本当はじっくり進めておかねばならなかった案件で
痛い目をみる、という妙に生々しいお話で。
ゲスト的に戸塚や葉山も登場しながらも、
主軸はヒッキー、ゆきのん、ガハマさん、いろはすで回って。
各々、良いところが出ていて大満足なお話でございました。
あ、平塚先生も、らしい出番がありますし。


締めはホントに短い、八幡と小町のエピソード。
なんだかんだ、良いお兄ちゃんなんだよなー。
小町がいてくれるから、良いお兄ちゃんでいられるんだろうな。
そんなことを思いつつ。


メインのお話の行く末が気になるのは当然!
ですが、こういうキャラクター性全開のお話も
どんどん読みたいのですよねー。
かといって本編の緊張感に影響が出てしまっても……と、
贅沢な心配もしつつ。


10.5巻、満喫しましたし、
第2期のアニメも目いっぱい、楽しむと致します。


あ、10.5巻で一番好きな場面は、
いろはすと一緒に撮った写真が
ゆきのん、ガハマさんに見つかるところ、ですかね。
こういう微妙な空気なら歓迎だよ!
とか思ったことなのでした。

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