宮原るり先生『恋愛ラボ』4巻 芳文社 感想。
- 作者: 宮原るり
- 出版社/メーカー: 芳文社
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恋愛研究にも気合いが入り。
やはり、マキの塾通い開始で男子との繋がりが出てきたのが大きいかしら。
常時登場する訳ではないのですが、
お話がまわりやすくなったような?
登場した男子も、かなり濃いですが良い人たちですしね。
今回は謎多きスズ兄や、エノ兄も番外編的に登場しまして。
スズ兄は面白い、ユーモアのある兄、と思えなくもないですが、
エノ兄は救いがない、というか……。
こんな兄をなんだかんだで慕っている風なエノ、
良い娘ぢゃのぅ、などと。
4巻の本題は、リコがついに……というところですね。
さすがにこのまま押し切るのもシンドイ訳で。
周りの反応が心配ではあったものの、そこは藤女生徒会。
心の広さ、懐の深さを感じる対応なのでありました。
……というか、らしい対応、か。
これで、肩の荷も下り、一層恋愛研究にも熱が入るのかしら?
マキはともかく、リコがここからどう動き出すのか、
とても楽しみになる4巻でございました。
幼馴染男子の動きも気になるところよねー。