池田邦彦先生『でんしゃ通り一丁目』1巻 日本文芸社 感想。
- 作者: 池田邦彦
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: コミック
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- 作者: 池田邦彦
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2014/03/14
- メディア: Kindle版
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先に読んだ『おもいで停留所』は昭和20年代の茨城県が舞台でしたが、
こちらは昭和30年代の東京、都電の走る街並みが舞台となります。
福島から上京し、叔父の営む質屋に住み込みで働くことになった則子。
東京に出てきたはいいものの、右も左もわからず、
白タクに騙され、ひと騒動なところ、都電の車掌に助けられ。
則子はそれをキッカケに車掌の正義(まさよし)に惹かれていくのでした。
丁寧に描かれた背景、人情味あふれる人物、さわやかな恋愛模様。
読んでいてほっこりするエピソードが満載で。
主要登場人物が都電の車掌、ということもあって、
様々な風景や人々が登場して。
ふたりの純粋な恋愛も見どころなのですが、
昭和30年代東京の空気感? がなんとも心地よくて。
もちろん、ホントの昭和30年代、
私は知らない訳ですが(^^;)。
作品自体も1話8ページで綺麗にまとまっているので読みやすく。
気分転換に丁度良い感じで。
ちょっとした合間にでも手に取れるのは有難いです。
2巻は4月27日発売、とのこと。
1巻もKindle版同時発売だったようなので
私は引き続きそちらで読もうかと思っております。
- 作者: 池田 邦彦
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2015/04/27
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