サメマチオ先生『きみの家族』芳文社 感想。
- 作者: サメマチオ
- 出版社/メーカー: 芳文社
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- 作者: サメマチオ
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サメマチオ先生作品は初めて。
夫婦、姉、弟、のよくありそうな4人家族・平山家の何気ない日々。
弟くんの引っ越し、それぞれのおうちのお雑煮、
謎の多いお父さん、姉の結婚と相手の家族……。
何気ない日々、の筈なのですが、
思わず自分の思い出だったり、家族と重ね合わせながら。
誰もがこういうドラマを生きてるんだよな、などと。
その人なりの背負っているものが、
街中ですれ違う知らないひとたちにもあるのよね。
当然なのに、何だか忘れがちで。
もっとも、気にしすぎていたら疲れてしまうのかもだけれど。
上手くは言えないのですけれど、
日々の、日常の静かな感動に改めて気づかせてくれる、
あたたかな作品、と思ったことです。
派手だったり、劇的だったり、号泣したり、大笑いしたり、
そういう作品ではない気がしますが、
ちょっと実家に電話でもかけてみようかしら、
という気にはさせられるかな……。
そろそろ母の日のプレゼントも考えないとなぁ。