押見修造先生『ぼくは麻理のなか』2巻 双葉社 感想。
- 作者: 押見修造
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2013/08/09
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: 押見修造
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2013/09/22
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
ぼく、こと小森くん。
麻理さんがこれまでの麻理さんではない、
と見抜いた依(より)と共に、本当の麻理さんを探しはじめるものの……。
いよいよ勝手のわからぬ女子高生のコミュニティに飛び込むことになった
麻理さんこと小森くん。
ちょっとしたことにも緊張し、
女の子同士のふれあい? にもドキドキしっぱなしで不自然なコトに。
友だちと遊びに出かけてみても、
どちらかというと小森くん側のテンションで楽しんでしまったり。
少し、気持ち的にはわかる部分もあり、微妙な気分で読み進めました。
依さんは一応、サポートしてはくれますが、
麻理さんへの気持ちにはあやしいものを感じますし、
悩ましい展開、ですね。
挙句、麻理さんの持ち物を調べてみると
小森くん絡みのモノと思われるものが見つかったりで。
んー、どうなるんでしょう、これは……。
いまのところ、状況的な部分から解釈をなんとかするほかなく。
なんとか、麻理さんを見つけないと、
というところは変わらないところ。
小森くんも長く続けていれば、
上手に麻理さんを演ずることもできるようになりそうですが。
……このペースでいくと、修学旅行に行く羽目になったり
するんだろうなぁ……などと思うと、
先々、心配になるのでした。
このまま小森くんは麻理さんのままなのか。
麻理さんはどこへ行ったのか。
麻理さんは小森くんのコトに気がついていたのか。
……等々、気になるところが出てきて、
先の展開が楽しみになって参りました。
どういう着地点にたどり着くのかな。