仙石寛子先生『あなただけ宝石』白泉社 感想。
Link:楽園 | 白泉社
- 作者: 仙石寛子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2015/07/31
- メディア: コミック
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秋葉原のCOMIC ZINにて入手。
「楽園」web増刊収録作品を中心に、他社発表作品も加えた短編集。
姉×弟、兄×弟、姉×妹、兄×妹など、
組み合わせ(?)も多彩で飽きません。
長くなく、さらっと読めるのも有難いです。
仙石寛子先生のふんわり世界観を気軽に楽しみたい、
そんなときに最適な一冊でございます。
ということで、収録作品の感想を軽く。
■あなただけ宝石
ちょっと意地悪な弟くんと純な姉との恋。
どちらも素直になりきれなくてモヤモヤしながらも
相手を……というのがたまりません。
姉、可愛いなぁー。
■ぶよぶよ
BL……なのかな?
タイトル通りの男の子が登場するものの、
妙に爽やかな感じがするのは何故だろう。
最後のページの力説は、なかなかに説得力がありました(笑)。
■日向で咲いて
さりげなく気持ちを……
大人のガールズラブですけれども、
こう、伝えにくい気持ちをなんとか、という姿は良いですね。
■夏がおわっても暑い
水着でひと騒動(笑)。
しかしホント、海なりプールなり行くのって、
結構、覚悟が要りますよねー。
ダイエットしなきゃー、というのもわかります。
おなかふわふわもちもちな女性は素敵、と思いますけれど、
プール行くとなると、そりゃ気になりますよね……。
まぁ、そんなこんな、
ずばずば言い合える女の子同士の関係、
って羨ましいな、と思いつつ読んだことでした。
■白、またはピンク
時代的には何時頃なのかしら。
畳の香りのする百合でございまして、
これはこれで。
なんだかゆったり、楽しめました。
■バニーカフェ
最初のページをめくったときのインパクトが○でした(笑)。
ま、確かに間違いではない……のかな?
■白いことが多いドレス
理解のある親は有難いですよねー。
それだけにやりにくいコトってのもありそうではありますが。
■本と兄と弟
兄貴に想いを寄せる弟くんのお話。
憧れ、に近いのかなぁ。
程よい距離感をとるお兄さん、
なんとかキッカケを掴もうとする弟くんのやりとりが
なかなかに楽しいのです。
■尻と姉と妹
お尻は大きい方が良いです。
個人の感想です。
■金魚と兄と妹
ちょいと変わった双子の兄、妹のお話。
金魚がこういう風にお話に絡むとは……(^^;)。