水上悟志先生『惑星のさみだれ』7巻 少年画報社 感想。
- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: 少年画報社
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星川昴、月代雪待、茜太陽に焦点、が故、でしょうか。
終盤が太陽メインのエピソードだっただけに、
その印象が強い7巻。
太陽は、登場した当初、あまり周囲に興味もなさそうで。
従者のフクロウ・ロキもそんな太陽の態度に
拍車をかけるような事を言いますし。
挙句、つきあいが……と思っていたら、
少しずつ夕日や三日月、南雲の関わりもあってか
変化も見えてきて。
家庭環境も複雑で、なにか、一歩引いた落ち着きと、
子供らしさのない感じもわかるのですけれども。
冷めた傍観者的、といいますか。
……それだけに最初の印象はよくなかったものの、
いつの間にか感情移入してしまっていて、
何だか驚いてしまいました(^^;)。
当然のように夕日寄りでお話を楽しんでいたのですけれどね。
色々なエピソードを経て、
少しずつ成長していく、というか、変わっていく、
太陽の姿に共感できたのかもしれないです。
ちょっと立場的に微妙そうですけれども、
今後の太陽の活躍に期待、でございます。
全10巻ですから、ぼちぼち最終局面、
ですけれどね!