水上悟志先生『惑星のさみだれ』9巻 少年画報社 感想。
- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: 少年画報社
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- 作者: 水上悟志
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アニマとアニムス……この戦いのはじまりが描かれ、
雨宮くんとさみだれの出会いも。
最後の戦い。
それだけに、
そもそも、のお話がきっちりと語られているのが好感触です。
後半戦は、もう、アニムスとの闘いのみに焦点が絞られていて。
総力戦で挑む騎士の姿と、
規格外なアニムス、そしてさみだれ。
雨宮くんが過去、そして未来も受け止めて
ビスケットハンマーへ立ち向かう様も印象的で。
まさに集大成。
これで戦いがおわる。
きっちり、それが描かれてる9巻でありました。
……って、じゃあ10巻はどういう内容に?
どういう締めになるのか期待しつつ……
まだラストまでは至っておりませんが、
もう、読んでよかったな、という、ね。
やっぱり、こう、連載中の作品に目がいきがちですし、
新しい作品の応援もしたいですが、
完結した作品に出会う場、というのも、
もうちょっとあっても良いのかもなー、と。
電子書籍ですと、在庫をかかえるリスクもないですから、
完結している良作をどんどん紹介して売り出していく、
なんてこともできそうなのになぁ、なんて、ね。
完結作品を改めて雑誌みたいに1話ずつ編集して配信、
とか、触れる場があったらな……。