水上悟志先生『惑星のさみだれ』10巻 少年画報社 感想。
- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: 少年画報社
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- 作者: 水上悟志
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アニムスとの戦いも一区切り。
残るは、雨宮くんとさみだれ、ふたりのお話……。
さみだれの悩み、
それらもひっくるめて受け止める雨宮くん。
最初はほんと、根暗メガネだったように思うのですけれど、
"ヒーロー"かくあるべし、な姿になって。
そして別れのとき。
従者・ノイとの別れは、思わず涙してしまいました。
なんだかんだ、ひねくれていた雨宮くんについてまわり、
程よい距離感で相手になってくれて。
ちゃんと、雨宮くんの姿をみていて、
信じてくれた、というか……。
友情、を感じた場面でした。
アニマが訪ねてきた10年後も味わい深く。
みな、先を生きている。
もちろん、さみだれも、雨宮くんも。
それぞれの幸せがあり。
悪くない締め、でした。
形は違えど、
皆、こういう物語を背負って生きているのよね。
そして、誰かの"ヒーロー"に……
なれたらいいなー、なんて(^^;)。
満足、な『惑星のさみだれ』完結、でございました。
いやー、読んでよかった!!