感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

スポンサーリンク

紺野あずれ先生『私立はかない学園』2巻 双葉社 感想。

とんでもない校則「パンツの着用禁止」が決まってしまった
私立儚衣学園高等部……
2巻では「はかない」ことによる波瀾がさらに。
みられてしまった男の子だったり、演劇部の悲劇だったり……。


そんな中、生徒会に対立する勢力も登場。
その名も"パンツ穿いていい党"!
もう、なんとも(笑)。
リーダーは神崎ヴィルヘルミーナ。
目的は、生徒会長・清和院花緒への不信任案を通すこと。
……というか、花緒への嫉妬が大きいように思えますが(^^;)。


お話としては、パンツを穿かないことによる色々から、
対決方向に動き出しまして、一層、おもしろい展開に。
もちろん、派手に戦闘、というものではありませんが。
確かに従ってばかりいるのも何だか、ですしね。
しかしまぁ、キャラも大分わかってはきているのですが、
会長が主張すると"はかない"のも良いのではないか、
と思えてくる不思議……な訳はないですが、
変な説得力が(笑)。
世界観に毒されるのが、なんとも楽しいです。


安定して頭おかしい世界観を真面目、丁寧に描いておりまして、
2巻も好感触でございました。
無理にえちぃ感じにしているというより、
「はいていなければ、こうなるだろう」的なコトが
しっかり考えられているような……だから何だ、
と言われたら辛いですが(笑)。
おそらく、そんな感じで丁寧につくられている作品なのだろうなぁ、
と、読みながら思ったのでありました。


良い意味で頭おかしい、愉快な作品でございます。
電車内で読むのは辛いので、のんびりゆっくり、
読み進めて参ります。

“感想温泉はてな亭”は
amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによって
サイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定された
アフィリエイト宣伝プログラムである、
Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。