紺野あずれ先生『私立はかない学園』2巻 双葉社 感想。
私立はかない学園(2) (アクションコミックス(コミックハイ!))
- 作者: 紺野あずれ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2014/05/10
- メディア: コミック
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- 作者: 紺野あずれ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2014/07/25
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私立儚衣学園高等部……
2巻では「はかない」ことによる波瀾がさらに。
みられてしまった男の子だったり、演劇部の悲劇だったり……。
そんな中、生徒会に対立する勢力も登場。
その名も"パンツ穿いていい党"!
もう、なんとも(笑)。
リーダーは神崎ヴィルヘルミーナ。
目的は、生徒会長・清和院花緒への不信任案を通すこと。
……というか、花緒への嫉妬が大きいように思えますが(^^;)。
お話としては、パンツを穿かないことによる色々から、
対決方向に動き出しまして、一層、おもしろい展開に。
もちろん、派手に戦闘、というものではありませんが。
確かに従ってばかりいるのも何だか、ですしね。
しかしまぁ、キャラも大分わかってはきているのですが、
会長が主張すると"はかない"のも良いのではないか、
と思えてくる不思議……な訳はないですが、
変な説得力が(笑)。
世界観に毒されるのが、なんとも楽しいです。
安定して頭おかしい世界観を真面目、丁寧に描いておりまして、
2巻も好感触でございました。
無理にえちぃ感じにしているというより、
「はいていなければ、こうなるだろう」的なコトが
しっかり考えられているような……だから何だ、
と言われたら辛いですが(笑)。
おそらく、そんな感じで丁寧につくられている作品なのだろうなぁ、
と、読みながら思ったのでありました。
良い意味で頭おかしい、愉快な作品でございます。
電車内で読むのは辛いので、のんびりゆっくり、
読み進めて参ります。