大石まさる先生『水惑星年代記 月娘』少年画報社 感想。
- 作者: 大石まさる
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2015/03/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (2件) を見る
"月娘"で"ルーニャン"と読みます。
月生まれ、月育ち……生粋の月っ娘、それが"月娘"!!
ということで、今回は短編集、という形ではなく、
月娘であるところの讀巫女・ブラックが主人公が火星を目指す、
1冊通してのお話。
これまでの集大成、みたいな。
月の生活であったり、月生まれからみた地球であったり、
月のさらに向こう……火星を目指す讀巫女の想いであったりと、
読み応え十分でございました。
これまでのシリーズとの繋がりも、ちょいと嬉しく。
やっぱり、こう、楽しく、明るい未来を提示してくれるのが、
本当に読んでいて嬉しくて。
まぁ、讀巫女も笑って、泣いて、怒って、と
色々とするのですけれども、きちっと先を見据えて前をみて。
そんなところがほんと、良くて。
未来の冒険のお話。
楽しゅうございました。