大石まさる先生『水惑星年代記 月刊サチサチ』少年画報社 感想。
- 作者: 大石まさる
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2015/03/23
- メディア: Kindle版
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『月刊サチサチ』でございます。
楽天的? な幸子さんの幸せ感じ上手な日々。
旅の最中、雪中の廃バス停に住み着いて、
流れる季節を感じつつ、様々な体験をする幸子さん。
とにかく明るい幸子さんが魅力的でして。
大石まさる先生の描く女の子の素敵な感じがギュッと濃縮されておりますので、
好みの方にはたまらないかと……私はたまりませんでした(笑)。
あまり幸子さんの背景は描かれないのですけれども、
そこまで楽な環境でもなさそうで。
それでも前向き、明るく、な幸子さん。
見ていてこちらも元気になるのです。
1話4ページでサクサク読めるのも良いです。
さらりと気分転換によし、
テンポ良くググッと読むのもまたヨシ、です。
『月刊サチサチ』シリーズの他にも、
特別収録として短編『海の民のクレハ』と
短編『さくらなはーと』も収められておりまして。
こちらはちょっと雰囲気の異なる作品で、
これはこれで○、でした。
『水惑星年代記』、Kindle版で読み直してきましたが、
これで一区切り……何度読み直しても面白い作品、
ということを再認識いたしました。
また間をおいて、読んでみたいな、と思います。
そのときはまた、ちょっと違った感じを抱いたりもするのかしら。
そういうのも楽しみのひとつ、ですよね。