仙石寛子先生『私に見えない恋心』竹書房 感想。
- 作者: 仙石寛子
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: コミック
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- 作者: 仙石寛子
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: Kindle版
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仙石寛子先生の新刊でございます。
さくっと読める短編13本詰め合わせ。
それぞれさらりと読めて、締め・余韻も心地良い作品満載で。
ちょっとBLっぽい作品であったり、百合風のもの、
ファンタジー風味もちらり、と。
姉と弟、なんていうのもございまして。
正直、これだけの予備知識で読み始めますと、
一冊で統一感とれてるの? という感じがするのですが、
これが、不思議と……
何と申しますか、タイトルの通りの、
微妙な恋心がチラホラしていて、
微笑ましくもちょっと恥ずかしい、とでも言うのか。
初々しい? そんな恋心が散りばめられておりまして。
あまり重すぎない恋の話を満喫、なのでした。
ふんわりな恋愛エピソードを読みつつ、
秋の夜長を……というのも、悪くないなー、
などと思ったことでした。