感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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原作:ヨコオタロウ先生/作画:森山大輔先生『君死ニタマフ事ナカレ』1巻 スクウェア・エニックス 感想。

Link:君死ニタマフ事ナカレ | ビッグガンガン | SQUARE ENIX
※第1話立ち読みあり。

森山大輔先生の新刊! ということで、早速手に取りました。
内容に関してはまったく予備知識ナシで!


率直に申しますと、作者ファン、などでなければ、
一度試し読み・立ち読みをしてみて、
肌に合うかどうか、確認した方がよさそうです(^^;)。
私としては楽しめましたけれど……と言いますのも、
内容的に紛争地域に放り込まれた少年少女超能力者部隊、
のお話なこともありまして、人が死にまくります。
頭を狙撃、ですとか、刀でばっさり、などという表現がそこらにあり、
しかも、キッチリ描かれているので、
苦手な人はきっとダメなんだろうなぁ、と。


お話の方は、はじめこそ上述表現のこともありまして、
どこか入り込めないところがありましたけれど、
読み進めるにつれて先が気になり始めて……。
超能力の軍事利用が実現した日本で設立された「特殊能力高等学校」。
生徒が初めて実戦に投入されたものの、凄惨な結果に。
戦場からの離脱を試みるも、仲間がどんどん脱落し……
催眠術を操るクロイが中心になり、
クロイ、マシロ、アサギ、ボタン、ミズカキ、計5名で
日本への帰還を目指す、という流れ。


単純に戦力差もあり、敵地であり、
狙撃手に地雷まで配置されていて救援もなかなか見込めない、
という中での活動なので、緊張感満点、です。
もっとも、針を振り切ってしまっている感じもありますが。
泥沼に沈むような状況での彼ら、彼女らの行動、判断は、
中々に見応えもございまして。
特に、クロイとマシロ、ですね。
ちょっとクロイくんは怪しいところがあり、
マシロさんはその分、直球勝負の女の子で。
悪くないコンビだと思います。


如何に超能力を使える、といっても一筋縄にいかないのは、
お話の冒頭にも描かれている通りで。
これからどのように逃げるのか、
その後はどうなるのか……は気になるところです。
1巻読んだ限りでは、サクッと主戦級の人物が退場したりもしそうで、
油断? のならない展開に期待、です。
2巻は2015/11/25発売とのこと。間をそれほど置かずに続きを読めるのは嬉しいですね。
しかも、翌日には森山大輔先生の短編集も!ファンには嬉しい11月となりそうでございます。

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