佐藤ショウジ先生『マルとほね 佐藤ショウジ初期作品集』KADOKAWA / 富士見書房 感想。

マルとほね 佐藤ショウジ初期作品集 (ドラゴンコミックスエイジ さ 1-5-1)

マルとほね　佐藤ショウジ初期作品集<マルとほね　佐藤ショウジ初期作品集> (ドラゴンコミックスエイジ)

『トリアージＸ』などでおなじみ、佐藤ショウジ先生の初期作品集。
『ふたりぼっち伝説』全31話（＋第0話＆番外編）、
『それ行け！　ビジネスマン武将』、
『アンリアル・サンダウン』、『アンリアル・サンシャイン』、
『あとがき☆ふたりぼっち』を収録。
300頁オーバー、と、おそらく紙版なら結構な厚さの筈。
私はKindle版購入ですけれど。


『ふたりぼっち伝説』は１話８頁の読み切り？　な感じで。
天才トレジャーハンター マルチナ・スプリンガーと
どこでも登場するガイコツ？　との様々なバトルを描いた作品。
基本の展開は一緒なのですけれど、
舞台、背景の変化が多彩で気楽に楽しめます。
が、一気に読むのはなかなか大変です(^^;)。
少しずつ、１日に何話か程度で読み進めるのがオススメかもです。
各話は面白いのですが、まとめて読むとさすがに……という。
……にしても、マルチナさんが健康的で可愛いです♪


ほかの短編作品もなかなか楽しめまして。
佐藤ショウジ先生ファン必携、ですね。
巻末のふたりぼっち伝説制作秘話も読みごたえ満点で。


軽く楽しめ、それでいてボリュームたっぷり♪
お値段は少々高めに見えますけれど、
それに見合った１冊になっているかと！


満足でございました。