感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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シギサワカヤ先生『ファムファタル〜運命の女〜』2巻 KADOKAWA / アスキー・メディアワークス 感想。

ファムファタル 2―運命の女 (電撃コミックス)

ファムファタル 2―運命の女 (電撃コミックス)

空木さんですかね、2巻は……衝撃的というか、なんというか。
本音と建前。
好きなようにやっているようにみえて、
それでいてしたたか、と申しますか。
コミックスではあるのですけれど、
だれもがこういう一面……部分的にでも持っていそうな。
そんな感じを受けつつ頁をめくり。


ハイくんは変わらず、空木さんはじめ、
当然のように海老沢さんにフルスイングで振り回されて。
考えているようでぐるぐる感がすごい。
面白くてどんどん読み進めるのですけれど、
なんかこう、背筋が寒くなるんですよね。
別に恐怖モノという訳ではないのに。
……ある意味、人のこわい部分がチラチラと見えてしまうから、
なのかなぁ。


そんなところが好きでありながらも、
精神力をいい感じに削り取っていく作品なので、
再読するにも間が必要だったのよね……としみじみ。


海老沢さんは安定して魅力的、です。
どこまでが本当なのかしら、と思いつつ。
ハイくんは惚れてしまった以上、
とことんいくしかないのだろうな。


残り1冊。
さっくり抉られてまいります。

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