志村貴子先生『放浪息子』14巻 KADOKAWA / エンターブレイン 感想。
- 作者: 志村貴子
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
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高槻さんと有賀くんの方向性が定まった、
そんな印象かしら。
高槻さんは安那ちゃんの勧めを受けての活動から
自分の新たな一面に気づいて……という感じかしら。
迷いながらも、答えを見いだす、そんな感じで。
有賀くんの方は色々ありつつも、
二鳥くんを見ながら、自分のことを考えて行動に移して……
ちょっと振り幅大きい気はしますけれど(^^;)。
でも、しっかり自分で考え、先へ進む行動力は素敵だな、と
思ったことでした。
肝心の二鳥くんは……まだ整理がつかない、
そんな感じに見えるかな……。
よくも悪くも安那ちゃんがいる、というのは大きいのかしらん。
安那ちゃんが好きで、
でも女の子になりたい、そんな自分。
高槻さんは男の子になる、という道から自然とはなれる中で、
どこに落ち着くのか、といったところ。
途中参加の海老名さんをみていると、
どことなく二鳥くんのひとつの着地点を想像してしまって……
ユキさん的な落ち着きもあるけれど、
海老名さんのような先もありうる訳で。
なかなかに難しく。
ということで、勢いで最終巻へ参ります。