大石まさる先生『キラリティ』少年画報社 感想。
- 作者: 大石まさる
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2015/12/28
- メディア: コミック
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本年もよろしくお願いいたします。
2015年は2月頃からかしら……
1日1冊、マンガ単行本を読んで感想を書くことを
なんとなく目標に掲げてきた訳なのですが、
肝心の12月、左手の不調をキッカケにペースが崩れましたねー。
仕事が忙しかった、というのもありますけれど。
想像したこともない、手が自由に動かない、
というのはなかなかにインパクトもあり……
現在も痺れは残るものの、自由にキーボードは打てる程度には
回復もしておりますので徐々にペースを戻していければ、と。
ということで、2016年の1冊目は
大石まさる先生の新刊『キラリティ』。
なんと申しますか、大石まさる先生の作品は基本、
明るい未来を描いておられるので。
最初にふさわしいかな、ということでこの作品を手にとったのですけれども。
重力による差別のある未来。
地球、月、火星、小惑星……それぞれ重力が異なり、
住む人の間での差別があって。
小惑星育ちの双子は、自由を求めて動き出すのですが……。
序盤はわりと普通に冒険モノっぽいのかしらん、
などと読んでいたら、後半から一気に動いて引き込まれた、
という塩梅で。
差別のお話もあったり、と、
明るい一辺倒ではないのですけれども、
未来を切り開く主人公ふたりの姿は、
まぎれもなく大石まさる先生作品だなぁ、と感じさせるそれで。
あと、あと、眼鏡美人ね!
どうしてこうも、
大石まさる先生の描くむっちり眼鏡美人は最高なんだろう。
今回も直球ストライクでございました。
色々あった末のラストも○、でした。
気になる猫が作中に登場しておりまして、あれれ?
と思いきや、シリーズだったんですね。
- 作者: 大石まさる
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2014/12/26
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- 作者: 大石まさる
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2015/11/30
- メディア: Kindle版
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"Leibniz series[chirality]"
って(^^;)。
A5版サイズでちょっと大きめ、ですが、
大石まさる先生作品ですとコレがしっくりくる不思議。
デジタル同時発売だったら、間違いなくそちらを買うのですけれど、
紙も悪くないなぁ、と思いつつ頁をめくった今回なのでありました。
"Leibniz series[chirality]"の続編にも期待、ですね。