感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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大石まさる先生『キラリティ』少年画報社 感想。

新年、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


2015年は2月頃からかしら……
1日1冊、マンガ単行本を読んで感想を書くことを
なんとなく目標に掲げてきた訳なのですが、
肝心の12月、左手の不調をキッカケにペースが崩れましたねー。
仕事が忙しかった、というのもありますけれど。
想像したこともない、手が自由に動かない、
というのはなかなかにインパクトもあり……
現在も痺れは残るものの、自由にキーボードは打てる程度には
回復もしておりますので徐々にペースを戻していければ、と。


ということで、2016年の1冊目は
大石まさる先生の新刊『キラリティ』。
なんと申しますか、大石まさる先生の作品は基本、
明るい未来を描いておられるので。
最初にふさわしいかな、ということでこの作品を手にとったのですけれども。


重力による差別のある未来。
地球、月、火星、小惑星……それぞれ重力が異なり、
住む人の間での差別があって。
小惑星育ちの双子は、自由を求めて動き出すのですが……。


序盤はわりと普通に冒険モノっぽいのかしらん、
などと読んでいたら、後半から一気に動いて引き込まれた、
という塩梅で。
差別のお話もあったり、と、
明るい一辺倒ではないのですけれども、
未来を切り開く主人公ふたりの姿は、
まぎれもなく大石まさる先生作品だなぁ、と感じさせるそれで。
あと、あと、眼鏡美人ね!
どうしてこうも、
大石まさる先生の描くむっちり眼鏡美人は最高なんだろう。
今回も直球ストライクでございました。
色々あった末のラストも○、でした。


気になる猫が作中に登場しておりまして、あれれ?
と思いきや、シリーズだったんですね。つか、表紙にもありましたね……
"Leibniz series[chirality]"
って(^^;)。


A5版サイズでちょっと大きめ、ですが、
大石まさる先生作品ですとコレがしっくりくる不思議。
デジタル同時発売だったら、間違いなくそちらを買うのですけれど、
紙も悪くないなぁ、と思いつつ頁をめくった今回なのでありました。
"Leibniz series[chirality]"の続編にも期待、ですね。

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