竹宮ジン先生『マイ・ファーストレディ』一迅社 感想。
- 作者: 竹宮ジン
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2016/06/18
- メディア: コミック
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- 作者: 竹宮ジン
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2016/06/18
- メディア: Kindle版
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お財布も、時間も(^^;)。
上手くやりくりしつつ、基本1日1冊、読み進めて参ります。
今日は竹宮ジン先生『マイ・ファーストレディ』をKindle版で。
同時発売はやっぱり嬉しいですね♪
発売日の朝、寝起きにダウンロードして、
マグネットバイク回しつつ読む……最高♪
今回は短編集。5本の作品を収録です。
それぞれ単独でも楽しめますが、
ちょっとした繋がりもあり、
まとめて読むと人間関係も浮かび上がったりで、
それも楽しく。
本体の裏表紙……カバーの裏? には、
キャラクター相関図もありまして。
Kindle版にも収録されております。
どの作品も素敵な恋……と言いますか、
わりと嫉妬あり、不安あり。
お気楽に恋、というよりは生々しい手応えの。
それ故に読み応えもありまして。
表紙に惹かれるものがあるのなら、
間違いはないのではないかしらん。
それでは、収録作品の感想を軽く。
どれもこれも素敵でございました。
『マイ・ファーストレディ』
この短編集表題作。
お嬢様学校の完璧な会長を演じる木崎さん。
ただ、たゆまぬ努力によって作り上げた姿……なのですが。
ともかく完璧を誇る彼女の日々に変化が訪れ。
綺麗なお嬢様が転校して来て……
親友のキョーコが彼女に心奪われている様を目の当たりにし……。
ライバル登場で自分の気持ちを自覚して、という。
お話の締めはちょっと新鮮。
こういうのも良いな、と思ったことでした。
『君がいる場所』
ふとした出会いから心惹かれて。
友だちとしての関係を続けるのだけれど、
ちょっとばかり障害になる第三者が間に入って。
そして、想い悩んで、落ち込んで……と。
ちょっと辛い気持ちが沁みます。
こういうのがまた、たまらないんですよね(笑)。
『殻の外』
完璧な姉たちに引け目を感じている女の子。
何もない……と思い詰める? 彼女ですが、
そんな彼女に意外な才能が……。
わりと趣味まわりのお話がリアルなような(^^;)。
何にしても、趣味をキッカケに色々と気づきを得、
世界が広がる感じが良かったです。
『貴方が振り向いてくれるたった一つの方法』
これはかなりゾクリとくる(笑)。
竹宮ジン先生作品、いくつか読んできましたが、
こういう味わいのものは初めて目にしたような。
コレも恋、愛、のカタチなのかな?
たまにはイイですね、こういうのも!
『恋はまるで奇跡のような』
だんだんと気になって、いつの間にか心は……と。
まさにタイトルのような感覚、でしょうか。
こういう奇跡みたいな恋、してみたいですね。