感想温泉はてな亭

諸々、ふれたもの、こと、に関しての感想を記していきます。

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古味直志先生『ニセコイ』24巻 集英社 感想。

ニセコイ 24 (ジャンプコミックス)

ニセコイ 24 (ジャンプコミックス)

"ホシフルヨルニ"
なんとも風流なタイトルの24巻。
表紙は素敵な小咲です。
こう、空を見上げる様が似合いますよねー。
さすがはヒロイン♪ です。


気になるのは後ろ姿で……
波乱を予感させる表紙だったりもします。


お話はいよいよ大詰め。
高校生活残り少なく、じわり迫る卒業と別れ。
彼も、彼女らも思うトコロあり、動き出します。


と、長く続きました『ニセコイ』も
いよいよ……かな? という一冊に仕上がっております。
いやー、やはり悩みがツキモノでございますが、
こういうのが好きな私にはたまらない、
そんな24巻でございましたです。


では、ざざっと感想をば。


★以下、ネタバレがありますので注意★

■続・舞子くんとるりちゃん。

第208話 アコガレ
第209話 ヤッカイ
23巻でモヤモヤだった、
舞子くんとるりちゃんエピソード。
メインの楽と他ヒロインの今後も気になるのはもちろんのこと、
このふたりも大事で。


迷子になった外国人の女の子を間に挟みつつ、
舞子くんとのことを見つめなおす……
そんなるりちゃんの姿にグッときますねー。
どこか、寂しげな舞子くんも、これまた○。
るりちゃんにだからこそ、見せる姿、かしらね。


普段は気づかない意外な一面に目がいくと、
やっぱり心揺れますよね、うん。


このふたりには上手く一緒になって欲しいところ。

■流星群。

第210話 キメタノ
第211話 ホシフルヨルニ
第212話 バイバイ


幻の流星群がやってくる!
ということで、天体観測を! と意気込む一同。
ただ、この機会にただならぬ決意をするふたり。


高校生活最後の夏、でもありますから、
それはそうなりますよね。


迎えた決戦の夜は、なんというのか……
気持ち的につらいというか、なんというか。
私としては千棘に感情移入してしまう、
そんな場面で。
男勝りな場面が多くみられる彼女ですけれど、
こういうところに関しては撃たれ弱く、
自分の中でぐるぐる回して、どんどんはまり込んでいく。
そんな印象がありまして。


とは言っても、
さすがにここまでの動きをみせるとは……
そこまでの千棘の想いだった、ということで。
にしても、どちらも好きだと辛いよね……。

■千棘をさがして。

第213話 ツヅキガ
第214話 イドコロ
第215話 スキナノ
消えた千棘を探すべく、
万策尽くす楽と小咲ほか、いつもの面々。
明らかになった居場所は……なるほどー、と納得。
あまり深くは突っ込まず、
ちゃんと見守ってくれる、そんな場所に千棘は転がり込んでいて。


楽と小咲の取った行動も大胆でしたね(^^;)。
何よりも小咲。
辛くて、ぐいぐい来ますね。
こうこなくっちゃ! な場面でした。
特に普段は内気気味な彼女だからこそ、
価値あるシーンで。
そこまで思いきらせるほど、楽のことはもちろん、
千棘のことを好きなんだろうな……。

■あの場所へ。

第216話 シンソウ
第217話 キマッタ
えっ? そんな人が鍵を握っているの?
という驚きの展開。
確かに、ここまで謎の存在ではありましたが……
絵本の秘密もここで明らかに。
千棘の覚悟、楽の向かう方向も決まったようで。


来るところまできたなー! そんな感じを受けるエピソード。
いつも、ではありますが、
今回は一層、次巻が気になる締めでありました。

★総括★

大人しく"天狗高原"で検索してみました。


Link:天狗荘 TENGUSOU 【公式ホームページ】


うわー、たしかにここ、あの場所っぽい!!
ブログに掲載されている画像も美しく。
これは聖地巡礼的に、というのもありますが、
一度出かけてみたいなぁ。
ちょいと遠いですけれども……。


と、ホントに大詰めな24巻でした。
約束の場所へ集結、な次巻となるはずですが、
そこで決着になるのかどうか。
どのような選択を楽、千棘、小咲がするのか。
また、再来となりそうな彼女はどう動くのか。


楽しみに待つと致しましょう。

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