感想温泉はてな亭

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水上悟志先生『戦国妖狐』8巻 マッグガーデン 感想。

戦国妖狐 8 (BLADE COMICS)

戦国妖狐 8 (BLADE COMICS)

京へ向けて旅を続ける真介たちですが、
強敵に目をつけられてしまって……。
戦いを避ける千夜に対して
ちょっかいを出す黒龍のムド。
月湖にも興味がある模様で……というか、
千夜を引きずり出すため、なのでしょうかねー。


真介とたまの読者的には空白の時間も明らかになり。
山の神の所で修行していたのね……
たまは迅火を探していたようですけれども、
背が伸びた事情は不明のままで。
少々気になるところでございます。


京ではまた、厄介にまきこまれてしまって。
狂神に謎の五人組……
んー、これが第二部の重要な部分なのかしらん。
局地的にムドであったり、色々な敵対者というか、
ライバルが登場してお話は盛り上がるものの。


将軍さまは少々、変わり者っぽい雰囲気もありつつ、
さすがな風格で。
千夜も将軍さまの言葉で、
ちょっとは肩の荷が下りるのかしらね。


終盤には、
自らに宿す闇(かたわら)との対話を試みる千夜の姿が。
相手は闇なのですけれども、
どことなく、自分に向き合うような風もあり。
なかなかに興味深い場面に思えました。
ここから、千夜の成長に繋がると良いのですけれどね。


お話としては色々出揃い、面白さが加速してきた感じ。
五人組、狂神、将軍さまに、
イチイチちょっかいを出してくるムド、
迅火を探すたま……と、
一通り大事な材料は出てきたような。
読み始めるとついつい読みすぎてしまうのですが(笑)、
せっかくの良い作品なので、
じっくり楽しんでいければ、と思うのでありました。

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